仕事のできる方に共通しているのは、
時間軸を遠くに飛ばせることでしょう。
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コンサルタントは、言葉を変えると、
「時間軸を先に飛ばすお手伝いをする人」
と定義できるのかもしれません。
企業の成長を支援するのがコンサルタントですから、
成長した先の姿を見通す必要があります。
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ひょっとすると、税理士や会計士などは財務諸表を中心として、
現状や過去を分析することがメインの仕事かもしれません。
それでも、分析した結果を元に何かを改善すれば、
その先にはより良い結果の出る未来があります。
融資や投資、あるいは補助金・助成金の支援をしても、
その効果が出るのは、やはり未来です。
手続きの支援だけを行い、
「将来に向かって成果を出すのは、あくまでも顧客の仕事」
と切り捨ててしまう士業のコメントを幾度と聴いてきましたが、
本当にもったいないことだと思います。
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企業が成長するためには、将来の姿を描く必要があります。
目標のないところに向けて頑張れるほど、人(組織)は強くないからです。
時間軸を飛ばすのは、習慣のようなものです。
技術ですから、誰でも身につけることができます。
「その会議をやったら、どんな成果が出ますか?」
「そのセミナーをやったら、顧客との関係は、どういう状態に変わりますか?」
というように、まずはほんの少しだけ、時間軸を飛ばせば良いのです。
このところ、「今」に注目することが多すぎたので、
自戒のために書いてみました。
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