一昨日の記事で、目標につながらない無駄な我慢は、働く側にとっても組織にとっても不利益であることを書きました。
https://biz-it-base.com/?p=7383
この記事では、不利益を避けるために我慢を止めるべきだと書きました。
今回は出来るだけ「我慢」を「発見」してしまおう！というお話しです。
我慢を発見することが、新たなビジネスチャンスにつながる
私は日本のことを、本当に底力のある国だと思っています。
何しろ、大組織を中心に生産性のない無駄な仕事ばかりやっているにも関わらず、
これだけの経済力を維持しているのですから。
（けなしているのではなく、心からそう思っているのです）
ただ、無駄な仕事や我慢の仕事ばかり続けていて、その力を維持できるのか？
決してそんなことはなく、必死に改善していかねば、成長し続ける世界中のライバル達の後塵を拝することは明らかです。
改善するためにヒントを与えてくれるのが、日々の我慢だと思うのです。
今、私たちが我慢していることを解決するためのソリューションを見い出したなら。
それこそがビジネスチャンスです。
課題先進国と言われている日本ですから、私たちが我慢していることは、
そのうちに他の先進国を中心とした海外でも、需要がでてくるものになりそうです。
日々、何に我慢していますか？
私は会社員だった頃、以下のようなことを我慢していました。
（決して愚痴ではありません。。）
- 満員電車に乗りたくなかった
- 決められた時間に決められた場所に行くのが嫌だった
（フレックスタイムで、テレワーク無制限OKの会社でしたが、それすら我慢できず、、） - 上司など、社内のために資料を作るのがアホくさかった
- 調整目的の会議や、会議前の事前ネゴとか、無意味な行動をなくしたかった
- 自分で考えた企画を、自分で提案して受注し、提供して、顧客からのフィードバックをもらいたかった
（企画部門だったので、企画以外のフェーズは他部門に任せるしかなかった） - 自分の評価は上司ではなく、自分と顧客で決めたかった
- 自分の収入は自分でコントロールしたかった
- 出世のためではなく、顧客に貢献するために働きたかった
- 平日日中でも、行きたいセミナーに行きたかった
- パソコンやスマートフォンなど、仕事の道具は自由に選びたかった
（BYODの会社だったので、選んでいましたが）
パッと考えただけでも、無限に沸いて出てきます。
私にとっては、これらの我慢を解決するソリューションが独立だったわけです。
ただ、同じように不満を抱えていても、独立したくない人も多いでしょう。
世の中の全員が独立すべき、とは私も思っていません。
ですから、大きな組織に良く見受けられるような上記の問題を
解決するニーズは引き続きあると感じています。
発見した我慢をビジネスの機会に換える
我慢は日々見つかります。
昨日は、部屋が寒くなってきたから、身体は温まるけど眠くならないソリューションが欲しいとか考えていました。
机の下にホットカーペットを置いて、足の裏を温めていたら、気づけば机で寝てました（笑）
「なんでこんな眠さを我慢しなきゃならんのだ！」
いや、我慢できずに寝てたのですが。。
手足が冷えず、頭はクリアに集中できるソリューションが提供されたら、間違いなく買います。
結局、集中力を発揮できる時間が、生産性につながりますから。
我慢を発見したなら、それをビジネスの機会にできるか？
もちろん、全ての我慢をビジネスの機会に換えることはできないでしょう。
でも、自分自身の強みを活かせることや、既存ビジネスとシナジーの効くことであれば、
それは是非ともやりたいことですよね。
我慢を我慢のままで終わらせない。
ビジネスの機会を捉えて、実際にビジネスに活かす。
このサイクルを多くの組織がまわし始めたら、日本はどんどん良くなると思います。
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【編集後記】
明日ハーフマラソンのレースなので、今日はストレッチ中心にのんびりと。
トレーニングの疲れが残っているのか、下半身を中心に身体が重いので。
仕事もセミナーもない週末にトレーニングしないのは、いつ以来でしょうか。。
今日も素晴らしい１日になります。感謝！！
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