資格をとってまで勉強する人や、
会社以外に大学・大学院・予備校にまで通う人は、
本当に勉強熱心です。
このメルマガ読者は、勉強熱心な方が多いです。
ただ、私は自分を戒めるためにも、
スキルアップは仕事ではない、
と割り切っています。
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先日読んだ本に書いてありました。
人のお役に立つのが仕事であり、
自分のためにすることは趣味である、と。
モヤモヤと考えていたことを、
見事に言語化された、と衝撃が走ったのでした。
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スキルアップすることは、最終的には顧客のためです。
自分が得たスキルを活かして、顧客の役に立つのですから。
でも、現実にはそう上手くいっていないようです。
顧客が興味を持っていないのに、専門分野を誇らしげに語る人。
それ以前に顧客のことなど考えず、
自分がスキルアップすることが目的となっている人。
本当に多く見てきました。
いえ、私自身も過去にそのような状態に陥ったことがあります。
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ですから、スキルアップはあくまでも仕事ではない、
と割り切った方が、健全でしょう。
まだ人の役に立っていないのですから。
敢えて、「趣味」だと言い切ってしまって良いと思っています。
自分のためにやっていることですので。
プラモデルに夢中になる、
鉄道に夢中になる、
カフェめぐりに夢中になる、
同じように、資格取得やスキルアップに夢中になっているのです。
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今、私は意図的にスキルアップの時間を増やしています。
ただこれは、顧客からは見えないことですから、
「仕事」だとは考えていません。
頭を使いますし、悩みもします。
キツイと感じることもあるのですが、
それでも楽しんでやっていることです。
だから「趣味」なのです。
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スキルアップを趣味ととらえると、
もう一方で仕事に集中する時間が必要なことが分かります。
趣味だけに集中せず、
目の前の顧客に対して、お役に立てているか?
常にこの視点を忘れないようにしたいです。