昨日はコンサルタントだからこそ、
コンサルティングだけで終えたくない、
という希望を書きました。
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ところで、普段から周りのコンサルタントの方を見ていると、
社長を支援するコンサルタントというよりも、
COO(Cheif Operating Officer:最高執行責任者)の方が
力を発揮するのではないか?と思う方がいらっしゃいます。
COOは事業運営に関する業務執行を統括する役員です。
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世の中の社長、特に創業社長はゼロからイチを生み出すことに
強みを持っている方。
実はイチを10や100に大きくしていくのは、
苦手とする人が意外と多くいらっしゃいます。
事業が大きくなってくると必要になるのが、
業務プロセスを整理し、標準化していくことや、
プロジェクトマネジメントなどです。
アイデアマンであるゼロ→イチの創業社長で、
これらを苦手とする人に、
何人も出会ってきました。
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一方、コンサルタントとして働きつつも、
業務プロセスの整理や、プロジェクトマネジメントに
長けた方に多く出会ってきました。
この方々は、コンサルタントとして企業の外部から
支援をする形があるものの、
社内の一員(COO)として、内部から変革するという
形もあると思います。
役員であれば、必ずしも1社に縛られる必要はありませんから、
3〜5社もCOOを勤めれば、多様な経験も積めるでしょう。
自分の強みを活かす方法は、
本当にコンサルティングなのか?
たまには自問自答してみるのも良いと思います。