独立する前のこと、私は週末起業(副業)でセミナーを主催していました。
ネタは営業向けの戦略から、顧客情報活用、ITトレンドなど、多岐に渡りましたが、
この時期に自分自身でセミナーを主催し、講師として話せる訓練をしていたことは、本当に良かったと感じています。
自分なんかがセミナーを主催して良いのか?
「セミナーをやった方が良いですよ」というお話をすると、最初に良く見る反応がこれです。
「まだ大したノウハウなんてないですし」
「人前でお話しするほどの、、」
「自分なんてまだまだ、、」
でも、こういう反応をする方と、しない方の間には、経験値やノウハウの差はほとんどなかったりします。
むしろ私などよりも、よほど経験を積んでいる方であっても、「まだまだ、、」と仰られる方がいます。
「では、どういう状態になったらセミナーができるようになりますか?」
と聴いてみると、条件なんて無く、単に腰が引けていたということに気づかれます。
実際、セミナーに対するニーズは多岐に渡ります。
自分が全く知らない分野を学びたいというニーズ。
専門家がより深く学ぼうとするニーズ。
意識の高い人たちと人脈を作ろうとするニーズ。
etc…
最初に主催するときには、自分にとって最も易しいと感じられるニーズに応えましょう。
話し方よりも、話す内容が大事
セミナー主催をオススメすると、もう1つ良く見る反応が、
「人前で話をするのが苦手」
「プレゼンテーションが下手」
というもの。
これも、結論から言うと、「気にする必要はありません」。
エンターテイメントとしてのプレゼンテーションでない限り、
大事なのは話し方よりも、話す内容です。
ビジネスプレゼンテーションにおいては、受講者から見て、
「この人(講師)は、この分野がよほど好きなんだな」
「この分野のこと、どれだけ知ってるんだろう」
「経験豊かだなぁ~」
などと思ってもらえれば十分なのです。
決して、「話し方が上手だ」と感じてもらう必要はないのです。
逆に言えば、2時間語りつくせることがあれば十分なのです。
本当に経験豊かなこと、好きなことは2時間では到底語りきれないはずです。
それを受講者、特に初心者に対して分かりやすく伝えるため、
枝葉を切り落とし、幹の部分だけにフォーカスしていく。
分かりやすく伝わるように、順序を工夫する。
それでも、その分野が好きなあなたにとっては、削りきれないことでしょう。
特にセミナーで話し慣れないうちは、削りすぎるのが怖いので、
どうしても時間をオーバーするほどのコンテンツ量になってしまいがちです。
でも、それで良いと思うのです。
受講者から見て、講師の「伝えたい」という気持ちが伝わりますので。
セミナーの段取り
セミナーをやろうと思ったら、大きく以下の流れで進めます。
まずは企画です。
誰に、何を伝えるのか?を明確にする。
受講者が得られるメリットは何でしょうか?
告知文を考えるつもりで、企画の概略を練りましょう。
続いて告知をします。
上の企画ができていれば、告知文は書けるはずです。
できれば開催日の1ヶ月前には告知できるようにしましょう。
スケジュールが合わなくて来られない、という人を減らすためです。
このとき、値段が決まっていないと告知ができないことに気づくでしょう。
値決めは経営というほど大事なことですが、
これから初めてセミナーを主催するのであれば、
「自分が受講者だったら、このセミナーにいくら払うか?」
で、エイヤ!で決めて良いと思います。
・・とここまで書いてきましたが、実は最初に会場を押さえてしまった方が、
怠けずに進めることができます。
「セミナーをやる!」と決めたら、まずは会場を探してみましょう。
ここもこだわりたいところではありますが、今まで自分が行ったことのあるところで
良かったと思うところを抑えてしまいましょう。
(単にある程度、安いところという基準でも良いでしょう)
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【編集後記】
久しぶりに近所をランニング。
途中、2kmだけキロ4分台で走ってみたら、相当キツく。。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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