6月19日、五島長崎国際トライアスロン(通称:バラモンキング)に参加し、完走してきました。
去年に続き、実力不足のギリギリ完走ですが、記録を残しておきます。
潮の流れが良かったのか、昨年より10分以上早くゴールできたスイム。
トランジットを抜けて、バイクに向かいます。
バイクは富江港から島の西側に向かい、周回56.2kmを2周した後、島の東側、福江港付近の外濠公園でゴールする合計180.2kmのコース。
去年よりもラクに走りたい
去年、このレースに参加したときは、バイクで何もかも使い果たしました。
体力も気力も。明らかに実力不足だったのです。
で、とっても反省したハズのに、この1年間、バイクのトレーニングはほとんど行っていなかったのです。
ランナーとして、東京マラソンでのサブ3.5達成に集中してしまい、
トライアスリートとしての目標がボヤけていたからでしょう。
年初の目標を振り返ってみても、トライアスロンの目標は掲げられていません。
今回も昨年同様、ギリギリの完走だったことは、当然の結果ですね。
なのでバイクは速くなるハズがありません。
相変わらず乗り方が下手なので、長時間乗っていると、腰とお尻が痛くなってきます。
それはレース直前のトレーニングのときも感じていました。
去年のラスト30kmは、腰とお尻が痛すぎてサドルに座れず、ずっとサドルからお尻を浮かしていました。
そんな風にならないよう、結果は同じくらいのタイムだとしても、
カラダにダメージを残さない、そんな目標を立てました。
バイクが始まり、まずは補給を取れるだけ取りました。
レースの後半になればなるほど、内臓が弱ってきて補給が取れなくなります。
食べ過ぎに注意しつつ、スイムで消費した分と、これからバイクで使う分を補います。
周回コースの入り口である二本楠にたどり着くよりも、もっと手前でみよっしーに抜かれます。
去年よりも随分早く追い抜かれました。
まだレースが始まったばかりなのに、上り坂をダンシングでズンズン登っていくみよっしー。
一方の私は、脚を残しておきたいので、シッティングのままノロノロと登り。
じきにみよっしーは見えなくなりました。
作戦「頻繁に休むけど、長く休まない」
カラダにダメージを残さないようにするために取った作戦は、
「頻繁に休む。その代わり、長くは休まない」でした。
去年の反省は、1回1回の休憩が長過ぎたことです。
その結果、タイムが遅くなってしまいました。
ただ、そうしないとバイクに乗り続けられなかったので、仕方ありませんでした。
今回は作戦を変えて、頻繁に休んで、ストレッチをしっかり入れることにしました。
その際にエネルギーも補給する。
頻繁に休む代わりに、1回1回は短く。
最初の折り返しとなる大宝で、バイクを降りました。
ストレッチをして、腰をしっかりとケアします。
同時に補給を食べながら。
このとき、仙人が「えぇ。。さん!」と声をかけつつ軽快に抜いていきました。仙人も元気そうです。
中洲交差点〜大宝の間の往復区間では、仙人以外には会いませんでした。
元帥・羅王・熊は後ろか?
私はバイクが遅いので、きっと2周目のどこかで会うでしょう。
練習はウソをつかない。やらなかったことを含めて。
マラソン・トライアスロンをやってきて、心から実感していることがあります。
練習は本当にウソをつきません。
やれば伸びるし、やらなければ退化していきます。
今年は1周目でスペシャルバックを受け取らず、2周目にとっておく余裕を残せました。
頻繁にストレッチした結果です。
ただ、これは練習の結果ではなく、単なる作戦のレベル。
去年このレースを経験していたことが活きただけのことです。
2周目に入って間もなく、カラダが重くなります。
電池が切れてしまったように動かなくなったのです。
ここまでで90kmほど走っていますから、当然の結果です。
長い距離・時間を乗る練習を、ほとんどしていなかったのですから。
さらに、1周目でスペシャルバックを受け取らなかったことによって、補給が枯渇したのでした。
早め早めに補給を取り続けた結果、予定よりも早くなくなってしまったのです。
食べ物がない。疲労がかなり溜まってきた。カラダが動かない。
そんな状況でヒィヒィ登りを登っていたところ、熊が後ろから声をかけてきます。
親切な熊は、補給がなくなった私にスポーツようかんを3本、恵んでくれたのです(ありがと〜!)。
まだまだ余裕のありそうな熊は、そのままトンネルの闇に消えていきました。
次のエイドでスポーツようかんを食べて、多少復活。
2周目の中洲交差点〜大宝の間の往復区間でも、元帥・羅王には会えませんでした。
私のペースは相当に遅いはずなので、何かあったのでは?と心配になります。
往復区間を終えて、島の西側へ。
この区間は山登りが厳しく、人の心配をしている場合じゃないことを突きつけられます。
練習不足。一般男性としては体重は軽いはずなのに、平地だけでなく、登りでもガンガン抜かれていきます。
(ちなみに、こちらのブログで体重・ウエストが書かれています。体重は合ってますが、ウエストはそんなワケないですやん。とツッコミを入れておきます。モデル女子じゃないですから。もう10cmくらいは太いハズです。)
周回コースを抜ける頃には、ほぼ体力を使い果たしていました。
去年はラスト30kmで無理をしすぎてペースダウンしたので、今年はキッチリ休憩を入れてストレッチ。
短い休憩のはずが、だんだん休憩時間が長くなっていきます。
さらに、胃がすでに疲れ始めているようで、スペシャルバックで補充した固形物は、ほとんど喉を通りません。
代わりにエイドのオレンジやバナナでエネルギー補給します。
ストレッチが効いたのか、体力はなくなっているものの、ペースは落ちずに最後まで進めました。
最後の野々切交差点〜中央公園の往復区間を抜けるギリギリで、羅王とすれ違います。
「羅王っ!!」喜びの声をかけますが、あまり元気がなさそう。
でも、彼にとって、ギリギリゴールはいつものこと。
これからしっかりと、ちゃっかりとレースを作ってくるはず。
最後のフラット区間は、去年とは逆に、脚を使い尽くすつもりで攻めました。
時計を見ると、16時前にはバイクゴールできそう。
去年が16時10分頃だったので、バイクの時間は去年とほぼ同じ。(スイムで10分早かったので)
ほんの少しだけ成長を感じながら、バイクゴールに到達しました。
スマホと補給を抜き取り、バイクをスタッフに預けて、ランバックを受け取ります。
去年よりもランに10分多く残せました。
ただ、「あとはランだけだ!!」と思えた去年と比べて、「まだフルマラソン残ってるよ、、」と思ってしまった今年。
既にカラダから心がやられ始めていた前兆だったのかもしれません。
バイクが一番つらいだろうと思っていたバラモンキング。
しかしこの後、今年のレースで最もツラい目に遭うのでした。
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【編集後記】
筋肉痛は一昨日がピークで、今はほぼ感じないのですが、
カラダの奥底に残る猛烈なダルさ。
駅の階段とか登るとつらくなります。。まだまだ回復途中のようです。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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