共働きが当たり前になり、育児・介護もある世の中。
そう簡単に仕事だけに集中することはできなくなりました。
さらに、仕事は昔ほど単純ではなく、より複雑性を増しています。
1つの仕事の中で、自分が多くの役割を果たすようになっている人も多いことでしょう。
そんな中で良く聴く声があります。
「モチベーションが上げられない」
「モチベーションが維持できない」
「やる気がでない」
「そんなに頑張れない」
今回は、私なりの「エネルギー源」に対する考えを書きます。
最初は強烈な負のエネルギー
人が活動するようになる最初のキッカケは負のエネルギーではないでしょうか。
「このままじゃヤバい」
「強烈なコンプレックス」
「こんな自分のままじゃ嫌だ」
「将来像が全く描けない」
私がもう随分前に、本を読み始めるようになったり、
いくつかのセミナーに参加するようになったキッカケは、
このような負のエネルギーでした。
意思に反して管理職に任命され、エンジニアとしての成長を止められてしまった(と感じていた)私には、
何か次のステップに進まない限り、市場価値がなくなっていくという恐怖があったのです。
なお、負のエネルギーは長く使うにはリスクが伴いますが、
(自己イメージが毀損するので)
最初のキッカケとしては強い動機になるので良いと感じています。
次にこうありたいと思う執着
負のエネルギーを使って動き始めると、それなりに変化が現れます。
エネルギーを発揮する方向性に迷うため、そもそもの理想を探すことになるのです。
そうして、次のエネルギー源は「こうありたい」という理想に向かうものになります。
実際には負の感情から得られる斥力のエネルギーと、
理想に向かう引力のエネルギー(=執着)が合わさって、
行動エネルギーになるのだと感じています。
またしても私の例で恐縮ですが、
「このままじゃヤバい・嫌だ」という負のエネルギーに、
「もっと顧客に直接サービスを提供したい」、「もっと自由に働きたい」などなど、
理想への執着が合わさって大きなエネルギーとなり、独立して現在に至っています。
独立前と比べると一歩前進したわけですが、今も斥力と引力のエネルギーを活用しています。
どちらかと言えば、負のエネルギーよりも、理想像から得られる引力の方を強く感じるようになりましたが。
最後は自分らしくある、内在エネルギー
おそらく、もう何歩か前進すると、
「自分の中から自然と湧き出てくるエネルギー」が動力源に変わっていくのではないかと予想しています。
私がメンターとする人たちを観察していて、そのように感じるのです。
登山家が山を目の前にして、登る理由を聞かれたら、
「そこに山があるからだ」と応えるでしょう。
なんで走るの?と聞かれたら、私は「ランナーだから」と応えます。
私は仕事を斡旋してくれるところにぶら下がるのではなく、
自分自身で顧客と出会い、仕事を獲得したいと思っています。
斥力と引力のエネルギーが働いて、そうしたいと思う面はあるのですが、
それ以上に、「自分がそうしたいから」という理由が強いです。
自分がより自分らしい、ど真ん中の人生を生きようとしたとき、
内在するエネルギーが湧き出てくるようです。
このエネルギーの特長は、ど真ん中に近づけば近づくほど湧いてくる「永久油田」だということです。
私ももっとど真ん中に近づいて、永久油田を掘り当てたいと思っています。
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【編集後記】
昨晩、船で出発して、もうすぐ伊豆大島に着くところです。
今日はトライアスロンのレースです。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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