このところ、様々な方とお会いするなかで、「ん!?」と思うことが増えてきました。
良く言えば控えめなのですが、私には「自分を押し殺している」ように見えるのです。
遠慮という美徳の裏に隠れているもの
「私には独立なんて無理です」
「1日に2〜3万円も稼げれば十分です」
最近、聴いた言葉です。
日本人らしい遠慮、美徳なのでしょうか。
ただ、私には遠慮というよりも、「自信のなさ」に感じてしまいました。
上記の言葉は、どちらも独立志望の方が集まった場での言葉だからです。
その場まで来ているのだから、堂々と「独立する」と言ってしまえばいい。
まだそう思えないのだったら、「こういう理由があるから不安」と相談すればいい、と思います。
人間、自分が発した言葉に影響を受けます。
なので必要以上にネガティブな発言をすると、その言葉は自分に帰ってきてしまいます。
ますます、できないイメージが染み付いてしまうのです。
(私は単なる楽観主義者ではないので、ポジティブな発言さえしていれば良いとは考えておりません)
私たちには、足かせが多い
ネガティブな言葉が出てしまう理由の1つは自信のなさだと思いますが、
もう1つ、私たちには足かせが多いからだとも感じています。
その代表例が「常識」。
世の中の一般的には、独立・起業はリスクが高いと考えられています。
士業の相場は、1件いくらと決まっています。
でも、実際には会社員に適している人とそうでない人がいるように、
独立・起業も適している人とそうでない人がいるだけです。
収入は会社員のように毎月固定で支払われるわけではありませんが、
だからと言って会社員より必ずしもリスクが高いとも限りません。
(昔よりは会社員でいることのリスクも高まってきたと感じています)
士業の相場も、ある程度決まっている現実はありますが、
それは自分自身を士業としてアピールしてしまうから、相場に流されてしまうのです。
私はそんな足かせにしかならない常識を取っ払いたいので、
「非常識なコンサルタント」というメルマガを発行しています。
https://biz-it-base.com/?page_id=6179
その他にも足かせはあります。
例えば周囲の眼。
「ギリギリ食べています」と言えば、変な眼で見られることはありません。
でも、「ガンガン稼ぎますよ」と言うと、白い目で見る人が出てくることでしょう。
良く分からない個人事業主になるんじゃなくて、大企業で管理職になってくれ、
と奥さんから懇願された、という話を聴いたこともあります。
- 結婚したばかりだから
- 子どもがまだ小さいから
- 今の仕事は安定しているから
理由はいくらでも挙げることができますが。
リミッターを外せ!
もちろん、人間はひとりでは生きていけません。
特に家族の応援が得られないまま、チャレンジすることは不可能に近いでしょう。
ただ、私が心配しているのは、周囲への気配りや、常識(とされる)的な生き方ばかりが先行して、
「自分を押し殺していませんか?」ということ。
本当の自分は何なのか?誰なのか?
そして何をやりたいのか?
もっと素直になったら。
余計な足かせを全て外したら。
そうやってリミッターを外したら、人間はもっと自然に力を発揮できるのではないでしょうか。
自分の将来にフタをするのではなく、
素直に、自然に流れてみる。
その先に、活き活きと力を発揮する自分に出会えるとしたら。
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【編集後記】
今朝、6:30〜8:00でドラッカー勉強会を開催。
早朝から素晴らしい講師・参加者のおかげで、
効果的な会になりました。
来週、再来週も金曜日に早朝勉強会を行います。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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