私は自分自身の弱点を「べき論が強すぎる」ことだと考えています。
- 仕事なんだから、これをやるべき
- 父親なんだから、こう振る舞うべき
- 社会人として、あれはやるべきではない
こういう「べき論」に色んな行動が縛られていることを、中学生くらいの頃から認識しています。
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べき論の限界
法治国家に生きる以上、最低限のべき論は、当然持っておくべきです。
人を殺してはいけないのは、理屈を抜きにして、とにかく駄目。べき論で十分です。
哲学的・倫理的なことは、後からついてくるとしても。
ただ、そういう極端な例を除いて、人生やビジネスを充実させることを考えると、べき論には2つの点から限界があると感じています。
1つ目の問題は、気持ちやエネルギーが開放されないことです。
人間、楽しくないことをやっていると、どうしてもエネルギーが出なくなっていきます。
「やるべき」より「やりたい」の方が、明らかにエネルギーが出るのです。
2つ目の問題は、外からの刺激がないと、同業内での情報は、あっとう言う間に均一化されてしまうことです。例えば、先日ある展示会に出てきましたが、各社が持っている情報は、量・質ともにかなり似たり寄ったりであると感じました。(もちろん、各社の専門性はあるにせよ)
楽しいと思えることに突っ込んでいく
このような2つの問題があるので、もっと純粋に楽しいと思えることに突っ込んで行くべきかな、と考えています。
最近で言うと以下のようなことをしています。
- プログラミングのコミュニティに入った
- 息子のニンテンドースイッチで遊んでみた
- ドラゴンボールを全巻読み直した
- キングダムの映画を観に行った
- Webマーケティングのコミュニティに入った
- Twitterで、ちょいちょい呟いている
- 主催セミナーの回数を増やした
- ひとりではなく、他者と組んでセミナーをやってみた
- 動画を販売した
これらはビジネス的にどうこう・・と言うよりも、とにかくやりたいことをやってみた結果です。
そこから何が生まれるかは分かりません。
ただ、長い目で見たら、こういう活動こそが、何かを生んでいくことは間違いありません。
「Connecting the dots」ですね。
スキル以外に目を向けてみる
このブログは士業などのビジネスパーソンが良くみて下さっていますが、「差別化」などと言うと、ついついスキルに目が行ってしまう人が多いでしょう。AというスキルにBというスキルを組み合わせて、独自のポジションを・・というようなアレです。
ただ、このような思考に偏った考え方だと、結果として「皆、同じようなことをやっている」状態になるのでは、と感じています。
なので「単に楽しむ・遊ぶ」というビジネスとは一見関係ないことを行うことの方が、独自ポジションを取るには、有効なように考えています。まぁ、それも狙いすぎると考え込んでしまうので、まずは楽しむことを優先したいですが。
最近、色んな士業の方とお会いしているのですが、多くの方に共通しているのが、感情が凝り固まっていること。日頃から、社会に求められる「べき論」に固められすぎて、感情が出にくくなっているのです。
ですから意識して感情を出すようにしたいですね。
その方が、本当に自分がやりたい仕事(ビジョンやミッション)に出会う可能性も高くなります。
なんか「べき論をやめるべき」という記事になっているようで、矛盾しているような気もしますが・・
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【編集後記】
昨日から大阪に来て、個人セッションとセミナー(小規模な座談会)を行いました。
今日は大阪城公園に来て、青空でテンションを上げています。めっちゃ暑いですが・・
これから某所にてIT活用セミナーに登壇です。
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