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プロダクトアウトも使い方では武器となる

少し前にプロダクトアウトからマーケットインの考え方にシフトしましょう、という記事を書きました。

ただ、プロダクトアウトが活きる場面もあります。全て悪いわけではありません。

 

新しい世界を提案するとき

まだ世の中に認識されていないモノを提案するときには、プロダクトアウトが機能します。

世の中に初めてインターネットが登場してきたとき、それを使う前から必要だと言っていた人は皆無でした。
ごく一部、その有用性に期待を膨らませる層が居て、彼らがインターネットを拡大してくれました。

iPhoneが出てきたときも同じです。
スマートフォンという概念がなかった当時、人々はその便利さ・将来性に気づかず、「既存のケータイと何が違うんだ?」という声が多かったと記憶しています。
それでも新しいモノ好きな方々が購入して、そのデザインや使い勝手に感動し、その感動が周りの人たちを動かして多くの方が買うようになっていきました。

今、巷で話題になりつつある仮想通貨。
そしてそれを支える技術の1つであるブロックチェーン。
これもインターネットが出てきたばかりの頃を知る博識者によると、「当時と同じ雰囲気がする」とおっしゃっています。

このように世の中に全く新しい価値を問うとき。
少なくとも目の前の潜在顧客がその価値をまだ知らないとき。
このようなときは「このようなものが必要ではないですか?」と具体的に見せる必要があります。
つまりプロダクトアウトが効くケースです。

 

新しい世界観のないプロダクトアウトは機能しない

しかし、以前の記事にも書きましたが、プロダクトアウトが悪者として扱われるケースが増えています。
それは単に自社都合のプロダクトアウトだからです。

新しい世界観や価値を提唱してもいないのに、
単に自分たちが出したい・売りたい商品をゴリゴリと売りつけようとしても、それは上手くいかないですよね。

世界観を提案するということは、新しい「価値」を提案するということです。
つまり「プロダクトアウト」と言いつつ、顧客から出発しているのです。
単に顧客リサーチなどに重点を置かない、というだけのことです。

 

新しい世界や価値を提唱するときに必要なこと

このようにプロダクトアウトの考え方は使えるところがありますが、
考え方をプロダクト(商品)だけに限ってはいけません。
マーケティングの世界で有名な4P(売り物、売り方、売り場、売り値)全てについて、考える必要があるでしょう。

iPhoneやMacなど、Appleの商品を買うと、その箱から既にAppleの世界観が漂ってきます。
確かにiPhoneは全く新しい価値を世界に届けた商品ですが、それは商品(売り物)単体で成り立つ話ではなく、箱という売り方から、売り場(アップルストア)や売り値(価格)をひっくるめて、世界観ができあがっているのです。
だから、他のスマートフォンより高いのに売れるのでしょう。

プロダクトアウトだからと言って、商品(売り物)だけ考えれば良いのではなく、
最低限、4Pについては統合した世界観を構築できるように設計する必要があります。

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【編集後記】
諸事情により、昨晩は3時間も寝られず。。
普段は睡眠時間を最優先するので、慣れない睡眠不足です。
顧客との時間は一気に集中したいと思います。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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