日々の気付き

達人は話が止まらない

昨日はネットコマース斎藤さんが運営するITソリューション塾に参加してきました。
この塾、私のキャリアにとっては、ひとつのターニングポイントになった塾です。

4年前に参加した当時は、前職でエンジニアからマーケティングへ部署異動した直後。
それまでよりも、もっと広い視野が必要だと考え、参加させていただいたのです。

IT「ソリューション」塾と銘打ってはいますが、ソリューションに限らず、
ITのこれまでの流れ、これからの流れ、その流れの読み取り方(新しい技術が生まれた背景)など、実に多くのことを学ばせていただきました。

今、私が顧客においてIT全般の支援をさせていただけているのも、
ここで礎を築いたからですし、ここでつながった人脈が、今の仕事にもつながっていたりします。
また、斎藤さんと一緒に本を書かせていただける機会にも恵まれました。

https://biz-it-base.com/?p=4123

昨日のITソリューション塾では特別講師として、
アジャイル開発を実践し、指導している戦略スタッフサービスの戸田さんが登壇されました。
非常に多くの気づきが得られたので、徐々に本ブログで紹介していきます。

で、前置きが長くなりましたが、今日のテーマは「実践者は話が止まらない」です。
この戸田さん、とにかく話が止まらないのです。

 

仕事にかける熱い想いと、誇り・自信が伝わってくる

自己紹介とともに始まった戸田さんのお話。
アジャイル開発がどんな時代背景から生まれてきたのか?

よく言われるような表面的なツールの使い方や、ペアプログラミングというテクニックではなく、
その本質からなされる説明にあっという間に惹かれてしまいました。

システム開発に限らず、日頃から「ホワイトカラーの生産性を上げるには?」を
1つの興味・関心としている私にとって、アンテナが立ちまくりのお話が続きます。

お話を始められてから1時間経っても、お話のペースが全く止まりません。

「いつも時間が足りなくなって、尻切れトンボになってしまうんですけど・・・」

と最初に言われていた理由が分かりました。
休憩時間の存在すら忘れて話し続けます。
スタッフから合図が送られて、ようやく休憩に。

休憩が終わったら、またひたすら話し続けます。
講演を終え、懇親会に入っても、飲む・食べることよりも、とにかく話す話す。
質問を投げかけると、その答えを終えて、関連するお話が次々に出てきます。

もうネタの宝庫です。
よほどアジャイルが好きなんだ、と。
顧客に喜ばれるシステムを作ることに真剣に向き合っているんだ、と。
自律的に動くチーム作りが好きなんだ、と。
真に生産性の高いチームを、一生かけて追求しているんだ、と。

もう、心打たれました。
戸田さんの熱い想いが、これまでやってきたことに対する自信や誇りが、
全部伝わってくるからです。

今日、話を聞いただけではもったいない。
戸田さんオススメの本を、全部アマゾンでポチりました。
しっかり復習して、私一人の生産性を上げていくことから始めたい、と思いました。

話が終わらないくらい、熱い話をできる人には、人を動かす力がある
そう感じました。

 

自分に「話しても話しても話し足りないテーマ」はあるか?

同時に、私にとって「話しても話しても、話し足りないテーマ」はあるのだろうか?
強烈な危機感を覚えました。
少なくとも戸田さんほど、熱を込めて、ずっと話し続けることはできないだろう、
と思ってしまったからです。

それは自分にとって、打ち込みたいもの、打ち込んできたものが無いことを示しています。
自分はまだまだだなぁ~と。

話の内容そのものも面白かったのですが、
自分の打ち込むもの、専門性・スペシャリティについて、改めて考えさせられたのでした。

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【編集後記】
今日から新たな顧客に顧問として入ることになりました。
期待されていることを感じますので、頑張ります!

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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