こんにちは、渋屋です。
先週に実施させて頂きました、「診断士の会」 で行ったパネルディスカッションのライブ配信。
ご覧になれなかった方は、こちらにアーカイブがあります。
(近日中に、通勤講座のページにもアーカイブする予定です。)
今日はこのパネルディスカッションで頂いた質問について書きます。
診断士は個人事業主であるべきか?会社を設立するべきか?
独立されている方の多くが質問されることだそうです。
私自身、いくつかのセミナーで同じテーマについての説明を聞いてきましたし、
こちらの本も何度か読み返しました。
税金・経費・社会保険、色々と違いがあるのですが、現時点で私の答えはシンプルです。
その事業を継続させたいか?
会社の前提は無期限に渡って事業を継続すること。つまりゴーイングコンサーンです。
自分が行う事業が、自分が居なくなったときであっても引継ぎ、継続していくものなのか?
もし、そうしたいのであれば、会社を設立すべきだと思っています。
もう1つ。事業が大きくなって従業員を雇う必要が出てきたときです。
ただ、このときは単に人手が足らないから従業員を雇う。
だから会社設立、という順序ではいけないと思っています。
従業員を雇う以上は、仮に自分が動けなくなったとしても、事業を継続し、
その従業員を養っていく必要があります。
そう考えると、やはりゴーイングコンサーンが先に来る条件で、
次いで従業員を雇う、という流れになると思っています。
自分の代で終わる事業か?
逆に、自分1人が中心となって事業を営み、
自分が引退する頃には、その事業も終了させたい。
誰かに引き継ぐ予定もない。
ということであれば、個人事業主で良いと思っています。
繰り返しになりますが、税金、経費、社会保険など、その他に考えるべき要素は
数多くあります。最終的にはそれらを総合的に考えて、個人事業にするか?
会社を設立するか?を決めることになると思います。
ただ、上記の原則を踏まえた上で、判断するのが良いと感じています。
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【編集後記】
今日は朝から通院。未だに原因不明の右膝の様子を診るためです。
そろそろ症状が出てから1年。そろそろ原因くらいは分かって欲しいのですが。。
治療(というより原因調査)は、まだまだ続いてしまいそうです。。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!