日々の気付き

気付いたら宝物は手元にあった

こんにちは、渋屋です。
今日は急遽、お互いの時間が合ったので、友人の羅王とランチ。
マラソン、トライアスロンの話から、人が変わっていく話まで、あっという間の1時間半でした。
(羅王さん、ありがとうございました!)

このところ、少し変な感覚を感じています。

 

「何か」を求めて彷徨い続けた

私はコンプレックスの塊のような人間です。
幼い頃には痩せ型だったので、「もっと大きく強くなりたかった」。
学生の頃は成績優秀な人をうらやんでは、「自分ももっと頭がよければ」。
さらにスポーツ万能な人を見て、「自分にはあんな才能はない」

とにかく自分にないものを見つけて、それを悔しがる人生を歩み続けてきました。
そんな負け人生にピリオドを打とうと思ったのが、遅まきながら30歳を過ぎてから。

仕事でお客様に喜んで頂けることが生き甲斐になり、
また、私についてきてくれる営業・エンジニアも現れて、
チームを運営していくことに自信を(ほんの少しだけ)持ち始めました。

その後、「何か」を求め始めることになります。
「自分はもっと何かができるはずだ」、と。
当時、1人のエンジニアだった私は経営を身につけるために診断士を取得します。

しかし、診断士を取得しただけでは、何も得ることができませんでした。
(今考えれば当然ですが、資格は一種のラベルであって、私自身ではありません)

 

「何か」なんて「無い」と感じて自由になった

ずっと何かを探し続けていました。
そのためにセミナーに参加し、人に会い、本を読み、勉強をして。
それでも、「これだ」というものに出会うことはありませんでした。

きっと、「何か」なんて無いんです。
それを得られれば人生が劇的に変わる、そんな夢のようなものは無いんです。
「無い」と決め切ってしまえば、今、目の前にあることに全力投球することができます。

「これは違うな」と思いながら対応するのと、パフォーマンスが異なるのは当然です。
この頃から、少しずつ目の前のこと、1つ1つを純粋に楽しめるようになってきました。

 

「これだ」と分かったときには、「これだ」と分かる

そしてこの数日間で、実は「何か」を手に入れていたのではないか?と思うようになりました。
分かりにくい表現ですが、「これだ」と分かったときには、捜し求めていたものがそれだと分かったのです。

具体的に言えば、「人」です。

この数年で、今までの人生では出会ったことのないような方々とお会いさせて頂く機会を頂きました。
私がある活動をすると、心の底から応援して下さる方々です。

私は、人に自慢できるような高い専門スキルも、人を惹き付けてやまないカリスマ性も、
成功したビジネスも、時間もお金も、ありません。
それでも、ふと気付いたときに、1人や2人ではなく、本当に多くの方々に支えられて、
応援して頂けていることに気付きました。

 

今までそれに気付かなくてすみません。。
応援して下さる人に、1つでも何かをお返ししていく。
そんな人生を歩めたらな、と思いました。

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【編集後記】

別に何か心に刺さるようなイベントがあったわけではありません(笑)
本当に、ふと、そう感じたのです。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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