おはようございます。渋屋です。
昨日は通勤講座を展開しているKIYOラーニングの
綾部 貴淑社長とお会いしました。
綾部さんは、独自の勉強法を開発し、
それを中小企業診断士の試験に適用されました。
週末起業として事業を立ち上げ、
2009年には週末企業家大賞を受賞されて、
今では独立をされています。
色々と示唆に富んだお話を伺うことが出来ました。
綾部さん、ありがとうございました!
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顧客情報の活用について、
昨日は購買履歴を元にレコメンド(オススメの品を推奨する)が
出来るものの、イキナリやるのは難しいことを書きました。
今日はもう少し始めやすいことです。
同じく購買履歴を活用するのですが、
・新規のお客様が多く買うもの
・既存のお客様が多く買うもの
この違いが分かるだけでお客様に
オススメすべき商品が明らかになります。
この違いを調べるだけなら、なんとかなりそうですね。
既存のお客様が多く買う商品が分かるだけで、
流出するお客様を食い止めることが出来るかもしれません。
商品の視点から見ると、既存のお客様が多く買う商品は、
リピーターを呼び込む力があるので、
仮にその商品単体の売上が低くとも、
撤廃すべき商品ではないかもしれません。
このように顧客の購買履歴を把握出来ると、
プロモーションや商品戦略に繋がることが
イメージ出来るかと思います。
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ここで1つ例を挙げてみます。
リピーターを呼び込む力がある商品の例が
ローソンの「エッグタルトパイ」。
3月16日の日経新聞には、このように書いてあります。
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この商品、単に売り上げだけで見れば
売り場から外されてしまう「失敗作」。
だが同社で販売履歴などを分析する担当者は
「売り場には今や欠かせない」と強調する。
なぜか。注目したのは売り上げの絶対額ではなく、
1人の顧客が同じ商品を何度も買う「リピート率」だ。
(勝手ながら、 私にて改行を入れています。
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そうです。この「エッグタルトパイ」は顧客のリピートが
多い商品なのです。
ローソンのように購買履歴を大規模に分析できなくとも、
新規顧客と既存顧客で購買履歴を分けるだけでも、
傾向が把握でき、次のプロモーションに繋がるかもしれません。
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昨日・今回にて、顧客の購買履歴を活用する
例を挙げてみました。
今日も素晴らしい1日になりそうです。感謝!!
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