前回に引き続き、今回もLINEの話です。
2014年2月26日、LINEはグローバル市場での成長に向け、3つの新サービスを発表しました。
その中の1つが、「LINEビジネスコネクト」で、もう1つが「LINEクリエーターズマーケット」です。
この2つのサービス、それぞれが魅力的なものですが、私は双方の相乗効果に注目しています。
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「LINEクリエーターズマーケット」は以下のようなサービスです。(LINEのニュースリリースより引用)
===引用ここから===
「LINE Creators Market」は、職業、年齢、プロ、アマチュア、個人・企業を問わず、LINEユーザーであれば誰でも自分が制作したスタンプを「LINE ウェブストア」上で販売することができる新たなプラットフォームです。
これまでは、LINEのオリジナルキャラクター・有名キャラクターのスタンプおよび、企業によるスポンサードスタンプのみを扱ってきましたが、その枠を越え、誰もが世界3億7,000万人のLINEユーザーに向けて
スタンプを制作・販売する機会を得ることができます。
===引用ここまで===
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LINEが数多くのユーザを獲得している理由は、あのキモかわいい?スタンプにあることは間違いないでしょう。私の周りには、スタンプを使っている方がたくさんいます。
そのスタンプを、より多くのデザイナーに作成してもらうことで、スタンプからの売上を伸ばしつつ、ユーザ数増加を狙っているものと思います。
国内5,000万ユーザ、世界で3億7,000万ユーザを持つLINEのユーザ数がさらに増えると、プラットフォームとしての価値が一層増しますね。
整理すると、LINEのビジネスは、
「LINE → 顧客」
という流れでした。
「LINEクリエーターズマーケット」は、この流れにクリエーターを参加させ、
「クリエーター → LINE → 顧客」
とすることで、従来の「B to C」の流れを一層強化する施策です。
その価値あるプラットフォーム上で展開されるのが、前回ご紹介した「LINEビジネスコネクト」なのです。
「LINE → 企業 → 顧客」
という新たな「B to B」の流れを作り出したことになります。
「B to C」ビジネスの強みを活かして「B to B」ビジネスを作り出したのです。
さらに、逆の流れも狙っていると思います。
「LINEビジネスコネクト」が便利になり、「B to B」ビジネスが加速されると、「B to C」ビジネスも強化されるという効果です。
このように2つの事業の相乗効果を狙うことで、LINE全体としての収益を拡大させようとする戦略です。
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あなたの事業はB to Bでしょうか?それともB to Cでしょうか?
もう一方の事業を立ち上げることで、相乗効果を狙ってみましょう。