こんばんは、渋屋です。
フィリピン視察も3日目になりました。
明日、日本に帰国予定です。
今日は情報を掴むときに、絶対に知っておきたい、情報の歪みについて書きます。
■情報の歪みは必ず生まれる
今回、フィリピンでマニラを視察して、最も強く感じたことです。
日本に居ながらでも、ネットやテレビ等の各メディアで情報を得ることができます。
ただ、その情報は、高い割合で間違っている。あるいは、ある一面だけに光を当てた情報です。
理由はいくつかあるでしょう。
まず、現代においても、全ての情報がデジタル化され、インターネット上に存在するわけでは、当然ありません。
フィリピンの町の活性、雰囲気。これはどんなに言語化しても、そう簡単には伝わらないものだと思います。
動画にしても、空気感まで伝わるのか?と質問されたら、私は「NO」と答えます。
次に、情報が全て公開される方向に向かっている、というのは勘違いだと思います。
オープンデータのように公開に向かっている情報は、多々あります。
その一方で、本当に有益な情報は、やはり特定の人のなかでのみ、やり取りされるのです。
この事実を知らずして、世の中の情報を鵜呑みにしてしまうほど、危険なことは無い、と実感しました。
■情報の上流に向かう
情報に歪みがあることを認識したら、本当の情報を掴むために動くしかありません。
そのためにできることは、情報の上流に向かうことです。
フィリピンの情報を、テレビで見るのではなく、現地に行く。
何かを体験した人の話を、また聞きではなく、直接聴きに行く。
売っているものを、生産した人のところに見に行く。
そう簡単なことではありませんが、本当に大事なことに対しては、上流に向かう行動を心掛けたいと思います。
■歪みがあることを認識して行動する
とは言え、全ての情報に対して、上流に向かうこともできないでしょう。
そうできなかった情報については、歪みがあることを認識して、行動した方が良いと感じています。
例えば、自分が信頼を置く人に確認をすることです。
ネットの情報と信頼する人からの情報であれば、当然、後者を信用します。
それぞれの分野において、信頼できる人と繋がることは、このような利点があります。
(もちろん、自分の得意分野でお返しするよう、忘れないようにしています)
私自身、ややネット中毒のところがあります。
そのため、ネットでの情報確認で済ませてしまうことが多く、今回の視察で大いに反省しました。
情報の歪みを認識して、日々の行動を変えていきます。
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【編集後記】
と言うわけで、今日は本当に勉強になった1日でした。
現地に来て、今日得られたものは、後々の財産になる予感がしています。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!