おはようございます。渋屋です。
今日はマクロなトレンドについて考えてみます。
マクロからミクロへ
どんな大企業でも、マクロなトレンドの流れには逆らえません。
人口動態変化の影響を受けますし、政治や規制の影響も受けます。
上りエスカレーターに乗れば、立っているだけで上に昇ることができますが、間違って下りエスカレーターに乗ってしまうと、上に歩いてもなかなか昇れません。
マクロなトレンドを把握するということは、そのエスカレーターがどちらに向かって動いているのか?を確認することに似ていると思います。
注目したいマクロトレンド
その中で、私が注目したいトレンドが1つあります。
縦の力が弱まり、横の力が強まっているということです。
縦の力とは、国が組織や個人をコントロールする力。
あるいは組織内での統制をきかせる力です。
一方、横の力とは、組織や個人間の「つながり」です。
同じ組織には属していないもの同士が、横連携をすることで、大きなプロジェクトを遂行します。
まだ上手い言葉で表現できておらず、分かり難いと思います(すみません)。
ただ、この縦の力から横の力への変化は、確実に起こっていると感じるのです。
マクロ変化を活かす対応を
となると、プロジェクトを進めていくときに必要となる情報システム(IT)への要件も変わってきます。
例えば、「いかに管理するか?」よりも、「いかに欲しい人を見つけるか?」
あるいは、「いかに目標を上から下まで周知するか?」ではなく、「いかに自分の想いに乗ってもらうか?」
このような要件の変化を捉えたシステム提案が必要だと感じています。
それが上りエスカレーターに乗ることだと思います。
私がFacebookやTwitterなどのSNS、LINEなどのメッセージングアプリに注目する理由はここにあります。
縦の世界ではなく、横の世界をつなげるプラットフォームだからです。
このような仕組みを個人間だけでなく、企業のような大きな組織で上手に活用できるようにできたなら。
期待を抱きつつ、このマーケットを誰が上手く作り出すのか?継続してウォッチしています。
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【編集後記】
木曜日に登壇するセミナーの準備を進めています。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!