ブログ

【アップグレード!!Vol.103】一人で学ぶより、集団で学ぶ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【アップグレード!!ネットワークエンジニア】
            (毎週月曜日発行)2011.01.31 Vol.103
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆本メールマガジンは、
 ネットワーク技術を中心としたエンジニアを対象に
  ○技術スキルだけではなく、他にどんなスキルが必要なのか?
  ○技術スキルを、どう身につけていけば良いのか?
  ○各スキルを、どう使っていけば良いのか?
 総合的なスキルアップの方向性を示すによって、
 【『現場で活躍する』さらに上のステップ】
 を目指して頂くために、
 毎週月曜日に配信しています。
----------------------------------------------------------------------
◆INDEX◆
 1.はじめに
 2.一人で学ぶより、集団で学ぶ
----------------------------------------------------------------------
◆はじめに◆
 こんばんは。Ritz(リッツ)です。
 早いもので、今年度も残すところ、あと2ヶ月となりました。
 (4月より新会計年度の会社の方は)
 2011年も、12分の1が終わります。
 色々と新しい取り組みをしよう、と決意していたのですが、
 気付けば日常の生活に流されてしまっています。
 もっと頻繁に中長期の目標を、意識に取り込むようにしないと、
 軌道修正が遅れてしまいます。頑張らなければ。
----------------------------------------------------------------------
◆一人で学ぶより、集団で学ぶ◆
●さて、今回は、私自身が非常に苦手としていることを
 お伝えします。
 何かを学ぶときには、
 【 一人で学ぶより、集団で学ぶ 】
 方が、圧倒的にパフォーマンスが高いです。
 私は、すぐに自分一人の殻にこもってしまい、
 なかなか周りの方と一緒に勉強することが出来ません。
 今年は新たに取り組みたい課題の一つ、としています。
●集団で学んだほうがパフォーマンスが上がる例を
 ご紹介します。
 最も分かり易い例が、有名進学校です。
 中には、いわゆる天才も居るのでしょうが、
 有名進学校の生徒と言えど、脳の出来は、私達と同じようなモノです。
 しかし、有名進学校は、恐ろしいほど、
 受験に強く、結果を残しています。
 これは、彼ら個々人の努力があることはもちろんですが、
 集団で学ぶ効果を発揮しているからに他なりません。
 例えば、『教えあう』という行為。
 お互いが分からないところを質問し、それに答える過程において、
 自然と復習が出来ます。
 そして、人に伝える際には、不明確なところがあると説明出来ません。
 不明確なところに気付き、それを復習することによって、
 (質問した人だけでなく)答える側も、知識を整理することが出来ます。
 次に、『共通の目標』。
 共通の目標を持つことによって、お互いが切磋琢磨することになります。
 「今日は勉強しなくても良いや」と思っているとき、
 仲間が勉強しているところを見ると、「負けてられない」という
 気持ちが沸いてきます。
 勉強するときに、最もハードルが高いのは、『勉強を始めること』。
 テキストなり、問題集を開いてしまえば、意外と続けられるものです。
 こうして、お互いに良い刺激を与え続けることが出来ます。
 さらに、『安心できること』があります。
 勉強をしているときに、「こんなこと出来ないの、
 自分だけなんじゃないか?」と不安に思うことがあります。
 (少なくとも私は、、、)
 しかし、仲間同士を知ることで、結構、皆似たような
 不安を持っており、同じようなところが分からなかったり、
 苦しんでいたりすることが分かります。
 自分だけが駄目なのでなく、皆が悩むポイントということは、
 それを乗り越えることは、受験の重要な学習ポイントになります。
 (差がつくポイントは、合否の境目になるため)
 そのような悩みポイントをお互いに教えあい、克服していくことで、
 より高いモチベーションを持って、勉強を続けていくことが出来ます。
 他にも色々とあるでしょうが、有名進学校が高い進学率を誇るは、
 このような理由に拠ることでしょう。
 (私は進学校を出ていないので、直接見聞きしていないのですが、、、)
●学生の場合には、例えば高校3年生の1月2月に受験が集中するように、
 皆が同じ時期に取り組むので、集団での勉強環境が自然と整います。
 しかし、我々社会人の場合には、自ら動かないと、
 そのような環境を作ることが出来ません。
 つい先日、私の比較的そばに居る若手メンバーが、
 他の部のメンバーと4~5人の集団を作り、
 CCIEの勉強を始めました。
 正直、まだCCIEレベルではないと思っていたメンバーだったのですが、
 数ヶ月の後に、無事合格してしまいました。
 スケジュール的に都合が合わず、この集団に入れなかった、
 もう1人のメンバーは、まだCCIEを取得出来ていません。
 やはり集団での勉強は強い、と確信しました。
●繰り返しになりますが、我々社会人は、学生の頃と異なり、
 自然と集団での勉強環境が整うことはありません。
 したがって、同じ目標を共有する仲間を見つけ次第、
 一緒に勉強することを提案してみると良いと思います。
 日々の勉強内容をメールで共有したり、
 ブログに書いたり。
 同じ職場なら、毎日、お互いの進捗を会話してみたり。
 意図的に質問・疑問点をぶつけ合うことにより、
 説明をする機会を増やしてみるのも良いでしょう。
●『勉強』というと、資格試験の勉強のように
 捉えられてしまうかもしれませんが、それだけではありません。
 仕事の進め方など、新たに知識吸収するものなら何でもです。
 あるいは、知識はあるのに、その活かし方が分からない、
 といったものもあるでしょう。
 冒頭で述べた通り、私自身、ずっと一人で勉強してきており、
 その限界を感じているところでした。
 やはり仲間を作って、より高いレベルに上がる仕組み作りを
 していきたいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<今号のポイント>
 ○一人より、集団で勉強した方が、効率が良い
 ○お互いを刺激しつつ、教えあうことで成長できる
 ○共通の目標を持つ仲間がいると、安心できる
 今回(Vol.103)の内容はいかがだったでしょうか。
 是非、こちらまでご意見をお願い致します。
 http://form.mag2.com/thapitraph
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[PR]
 世界トップクラスのシステムを作るために
 東京証券取引所は、2005年、相次ぐシステムトラブルで
 組織・システム共に疲弊していた。
 そこから、次世代株式売買システム「arrowhead」の構築を目指す。
 システム改革を通じて、組織・プロジェクトマネジメント・
 リスクマネジメント・情報化推進体制といった、
 多くの課題に対する一つの答えがあります。
 ここまで大規模なシステムでなくとも、
 学べることはたくさんある、と感じました。
 ●システム改革の正攻法
 http://www.amazon.co.jp/dp/4822262472/ref=nosim/?tag=ritz0c-22
                                 [PR]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆つぶやき
 そろそろVCPを取らねば。
 2010年度の目標なので・・・
 ご購読、ありがとうございました。

PVアクセスランキング にほんブログ村