今日は久々に、お客様先へ訪問。
お客様が検討した、新システムの基本設計をヒアリング。
私の会社が詳細設計以降を請け負うため。
お客様側のある担当者は、結構ネットワークに詳しい。
しかし、その方でも、今回設計・構築予定のネットワークに繋がる
サーバ(ブレード)のことは良く分からない、とのこと。
今回繋がってくるサーバは、ブレードで、ブレードスイッチを積んでいる。
各ブレード上では、VMware ESXが動くので、さらに仮想スイッチが動く。
その部分の設計までヒアリングしたかったのだが、
『サーバ担当者じゃないと分からない』と。
仮想化されるシステムにおいて、ブレードスイッチとか、
仮想スイッチとかは、まさにサーバエンジニアとネットワークエンジニアの境界線。
サーバエンジニアにとっては、どちらもスイッチだからネットワークエンジニアに
お任せしたい。
ネットワークエンジニアにとっては、物理的にはサーバハードウェアだから、
サーバエンジニアにお任せしたい。
どちらもお互いにお任せしたい状況を、ここ何年も見ている気がする。
その状況が未だに続いているのを見て、どちらも出来る我が社のエンジニアは、
少なくとも、もう1~2年は、飯が食えるな、と思った。