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【アップグレード!!ネットワークエンジニア】
(毎週月曜日発行)2011.01.17 Vol.101
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◆本メールマガジンは、
ネットワーク技術を中心としたエンジニアを対象に
○技術スキルだけではなく、他にどんなスキルが必要なのか?
○技術スキルを、どう身につけていけば良いのか?
○各スキルを、どう使っていけば良いのか?
総合的なスキルアップの方向性を示すによって、
【『現場で活躍する』さらに上のステップ】
を目指して頂くために、
毎週月曜日に配信しています。
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◆INDEX◆
1.はじめに
2.ポンチ絵を描く
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◆はじめに◆
こんばんは。Ritz(リッツ)です。
障害対応が一山越えました。
木曜日からは、平穏な日々を送っています。
しかし、やりたいことが多過ぎて、
本当に時間が足りません。
今まで以上に、抜本的に、自分の行動を見直さなければ、
時間の捻出が出来なくなってきています。
仕事のやり方、細かな行動を一度、見直す時期に来ているのだ、
と感じています。
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◆ポンチ絵を描く◆
●設計や、作業手順の刷り合わせを行うとき、
ホワイトボードで落書きのごとく、
ポンチ絵を描いてますでしょうか?
私は基本的に、ポンチ絵でのやり取りが大好きです。
しっかりとVisioやPowerPointで描いた図よりも、
むしろポンチ絵が好きです。
○さらっと描ける
(VisioやPowerPointで描くと、時間がかかります。
もちろん、最終的にはドキュメントが必要なのですが)
○その場で描く過程が見えるので、その場に居る方全員の
理解が深まる
(データ化されたドキュメントだけ配布されても、
実は見てない人が非常に多い)
というメリットがあるからです。
そして、エンジニアにとって、ポンチ絵を描けるということは、
非常に大切なことだと思います。
その場でさらっと描くので、お客様からの信頼度が上がるからです。
逆にスキル不足だったり、そのシステムの理解が浅いと、
さらっと描くことが出来ません。
お客様から、急な仕様変更の依頼を受けてしまったときでも、
『そうすると、こんな感じになりますね~』
とか言いながら、さらっと構成図を描いてしまう。
そこで合意を得た後で、
『じゃあ、構成図も後で更新しておきます』
と。出来るエンジニア、という感じです。
一方、ポンチ絵が描けない(その場での仕様変更を検討できない)と、
『ちょっと社内で検討してきます』
と持ち帰りつつ、データの構成図を更新。
再度、お客様に提出するも、仕様変更の意図を汲み取りきれておらず、
再検討することに。なんてことが良くあります。
時間がかかって仕方ありません。
下手をすると、10分と10日位の差があるのではないか、
と感じます。
●私は多くのエンジニアが仕事をするところを見ていますが、
なかなかポンチ絵を描く人がいません。
エンジニア気質なのか、しっかり検討し、
データで(=見栄えの良い状態で)提出しないと
気が済まないのかもしれません。
しかし、
×完璧を目指して、多くの時間を投入するよりも、
○スピードを上げて、PDCAのサイクルを多くまわす
方が、お客様の満足度は高いように感じます。
ポンチ絵を描いて検討すると、お客様も一緒に検討することに
なります。その結果、お客様自身の参加意識が増すからでは
ないだろうか、と思っています。
●ただ、既に上でも書きましたが、
ポンチ絵を柔軟に描くためには、ベースとなるスキルと、
そのシステムの理解が必須です。
逆に言えば、頻繁にポンチ絵を描くことによって、
自分の理解が浅いところを見つけることが出来ます。
私は、自分の理解が浅いな、と思うシステムは、
一度、手元で描いてみるようにしています。
すると不明点が明確になりますので、その部分を
調べることで、理解が深まるのです。
こんな良いことだらけのポンチ絵。
もっと、多くの場面で使われて良いのに、と思っています。
是非、描いてみて下さい。
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<今号のポイント>
○ポンチ絵を描くと、お客様からの信頼が上がる
○描くには、ベースの技術スキルと、システム理解が必要
○データ化するのは、ポンチ絵の後で良い
今回(Vol.101)の内容はいかがだったでしょうか。
是非、こちらまでご意見をお願い致します。
http://form.mag2.com/thapitraph
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◆つぶやき
メルマガ、あるいはブログの更新頻度を上げたいと
思っています。
さて、どうすればもっと更新出来るのか?
ご購読、ありがとうございました。