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【アップグレード!!Vol.93】OSを選び抜く

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【アップグレード!!ネットワークエンジニア】
            (毎週月曜日発行)2010.11.22 Vol.93
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◆本メールマガジンは、
 ネットワーク技術を中心としたエンジニアを対象に
  ○技術スキルだけではなく、他にどんなスキルが必要なのか?
  ○技術スキルを、どう身につけていけば良いのか?
  ○各スキルを、どう使っていけば良いのか?
 総合的なスキルアップの方向性を示すによって、
 【『現場で活躍する』さらに上のステップ】
 を目指して頂くために、
 毎週月曜日に配信しています。
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◆INDEX◆
 1.はじめに
 2.OSを選び抜く
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◆はじめに◆
 おはようございます。Ritz(リッツ)です。
 先週書きました、障害対応も山場を越え、
 今週はいつもの生活に戻りました。
 こういうときにのんびりせずに、
 やるべきことをキッチリやれるか?が大事だと思います。
 (頑張らねば、、、)
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◆OSを選び抜く◆
●少しでも実際に動いているネットワークを
 経験した方であれば、ご存じだと思いますが、
 『市場に出ている機器のOSは、不具合だらけ』
 です。CCNAやCCNPの教育程度のネットワークであれば、
 不具合を引くことは少ないと思いますが、
 大規模なネットワークを設計・構築・運用されたことがあれば、
 過去にOSの不具合を食らってしまったことは、
 誰しもある経験だと思います。
 上記のように言い切ると、メーカの方からは、反発されそうですが、
 少なくとも、ネットワークシステムの設計・構築をする方は、
 OSには不具合があることを前提に行動する必要があります。
●では、具体的に何をするのか?ですが、
 『OSの既知の不具合を引かないように、調査をする』
 ことです。Ciscoの場合で話をします。
 ○新たに設計・構築をするシステムの把握
 言うまでもなく、これから設計・構築をするシステムの把握を
 しなければ調査ができません。
 各機器で使用する予定のOSや機能が何であるか?をリスト化します。
 ○Feature NavigatorやRelease Noteにて、
  利用するOSの種類を選ぶ
 設計を開始する時点では、お客様に見積りが提出済みであることが多く、
 OSの選択は終わっていることが多いと思います。
 しかし、見積り提出時に、Feature NavigatorやRelease Noteなどを
 利用して、しっかりと確認された形跡がないのであれば、
 改めて、そのOSが、必要な機能を搭載しているか?確認が必要です。
 ○Release NoteやBug Toolkitにて、既知の不具合を探す
 これが地味で、非常にツラい作業です。
 最初にリスト化した、利用予定の機能について、既知の不具合を
 調査します。利用予定で無い機能であっても、全般的に悪影響を
 及ぼしそうな不具合を見逃さないよう、気をつけます。
 システムが大規模になるほど、機器の種類も多く、
 利用する機能も多くなるため、本当に大変です。
 この次は通常、行われていることだと思います。
 ○設計が終わった後、システム導入前に試験を一通り実施する
 そして、導入前試験が無事に済めば、お客様先へ導入します。
●通常、事前調査をここまでやる人はほとんどいません。
 私の周りでも、極めて稀です。
 (もちろん、ほぼ同様の構成での実績が周りにあれば、
  こんな調査はしません)
 しかし、ちゃんとここまで突き詰めている人は、
 驚くほど結果を残しています。
 すなわち、大規模なシステム構築をしているにも関わらず、
 不具合を引いてしまう可能性が、桁違いに少ないのです。
 (本当に桁が変わります。何もしない人の1割以下だと思います。)
 もちろん、新規の不具合を引いてしまうこともありますし、
 見落としがあって、既知の不具合を引いてしまうこともあります。
●しかしながら、その新規の不具合を引くまでの間に、
 十分な調査をしていますから、お客様から信頼を得ています。
 お客様としても、
 『ここまで調査頂いた上でのことだから、致し方ないですよね』
 と、納得してくれることが多くなります。
●この事前調査を行うことの付随的な効果は、
 普段からここまで突き詰めて調査をしているので、
 メーカのサイトで情報を探すことに慣れてくることです。
 例えば、Ciscoのとある製品に関して言えば、
 ○必要な機能をFeature Navigatorで検索しても、
  ウソが出てくることがある
  本当はRelease Noteを見ないと分からない
 ということがあります。
 (先日、これで危うく痛い目に遭うところでした。。。)
 こういうメーカサイトでの、情報の見方の『コツ』を
 掴むことが出来ます。
 メーカサイトの構成は頻繁に変わるので、常に情報を
 検索し続けることが、継続して新しい情報を得るためには
 必要になってきます。
 お客様に安心してシステムを導入して頂けるよう、
 エンジニアとして出来ることを、紹介致しました。
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<今号のポイント>
 ○OSには不具合が付き物だ、という前提で考える
 ○システム設計・構築前に、OSの不具合を徹底的に調査する
 ○すると、不具合も減るし、お客様からの信頼も得られる
 今回(Vol.93)の内容はいかがだったでしょうか。
 是非、こちらまでご意見をお願い致します。
 http://form.mag2.com/thapitraph
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◆つぶやき
 私は滅多にテレビを見ないのですが、この週末は妻と息子が
 帰省していたため、一人で夕食をとりながら、テレビをつけました。
 そのとき偶然やっていた『たけしの新・教育白書』。
 『学びとは何か?』という、根本的なテーマを扱っていて、
 思わず最後まで見てしまいました。
 たまにはテレビ番組表でも見た方が良いのでしょうね。。
 ご購読、ありがとうございました。

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