独立する前、「あれもやらねば、これもやらねば・・」と焦ってしまいがちです。
ただ、究極的には、やるべきことは、たった1つです。
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独立時に満たしておきたいこと
独立時の理想の状態は、どんな状態でしょうか?
- 好きな仕事ができる
- 気の合うお客様と仕事ができている
- 十分な収入が得られる
色々とあると思いますが、独立直後の現実を考えると、「生活していく分以上の仕事を獲得していること」でしょう。
好きな仕事や、気の合うお客様とつながることも大切ですが、それは後からでも少しずつ調整できます。
しかし、最低限生活していくだけの仕事を獲得できなければ、資金が目減りしていくのです。
貯蓄がそんなに多くなければ、すぐに市場から退場させられてしまいます。
生活していく分の仕事を獲得するためには?
つまり独立直後の理想の状態は、「生活できる分の仕事を獲得すること」です。
独立する前には、やった方が良いと言われていることが多々あります。
- プロフィールをつくれ
- ブログを書け
- USPを磨け
- 強みをつくれ
- 人脈をつくっておけ
- 名刺をつくれ
- セミナーやれ
- 先輩たちに挨拶をしておけ
- 協会に入会しておけ
- 資格を取得しておけ
- 副業しておけ
etc
本当に色々と言われます。
ただ、ここに挙げたようなことは、全て手段に過ぎません。
これらが本当に「生活できる分の仕事を獲得すること」に繋がっていれば良いのですが、そうでないケースもあります。
効果がないと薄々気づきながらも「何もやらないよりはマシ」と思考停止しながら頑張ってしまうケースを、たまに見かけます。
結論を書くと、生活できる分の仕事を獲得するためには、独立する前に見込み客の開拓を十分にしておかねばなりません。
要するに「顧客候補に会うこと」です。
それができなければ、どんなに強みを磨こうとも、先輩に挨拶しておこうとも、食えないのです。
顧客に会えば、足らないことが見えてくる
顧客候補に会うと、足らないことが次々と見えてきます。
そもそも会おうにも、顧客候補がどこにいるのか?が分からないという問題が発生します。
それは顧客の調査ができていないのです。
あるいは、行動範囲が狭すぎるのかもしれません。
例えば、会社員である中小企業診断士が、社長に会おうと思ったら、士業だけで集まる場に行っても、出会うことはできません。
社長が行きそうなところに当たりをつけていくしかありません。
私の場合は、会社員の頃から、経営者向けのセミナーなどに足を運んでいました。
「どんなこと(仕事)をされているんですか?」
と聞かれて、回答に困ったとしたら、プロフィールや事業内容(商品・サービス)が定まっていないということ。
サービスの説明をしたのに、顧客候補の反応が薄ければ、その顧客にとっては価値のないサービスだということ。
(それ以外の可能性もありますが)
「良くある〇〇と、どういうところが違うんですか?」
と聞かれて回答に詰まったら、自分の独自性が打ち出せていないということ。
これら全て、顧客に会って反応を見るからこそ、初めて分かることです。
仮にネットで仕事を獲得する予定だったとしても、ネットで同じことをやらねばなりません。(Web解析などの知識が必要になります)
頭の良すぎる人ほど、行動する前に事業計画とかを考えることに集中しがちです。
ある程度、自信がないと動けない習性が強いからです。
でも、繰り返しますが、顧客に会わずして、課題は見つかりません。
独立を目指すなら、とにかく顧客に会いに行きましょう。
それがたった1つのやるべきことです。
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