中小企業診断士

中小企業診断士として独立するのに、20代、30代は早過ぎるのか?

私は40歳を目前に控えた39歳のときに独立しました。
中小企業診断士として独立するのに、適切な年齢はあるのか?を考えてみました。

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年齢は関係ない

結論から言えば、私は年齢は関係ないと思っています。
実年齢と、実力や経験、人間性は必ずしも比例しないからです。

どんなに歳を取っていても、経験不足だったりすれば、企業の支援はできません。
人間性が未熟だったら、社長は本当の悩みを打ち明ける気にならないでしょう。
逆にどんなに若くても、社長が「頼りになる」と感じるのであれば、十分です。

年齢よりも、このように経験や人間性の方が、よほど大切です。

私自身、現在は40代ですが、70代の経営者までは、相談に乗ったことがあります。
(記憶では80代以上はありません)
60代、70代から見れば、間違いなく「若造」です。
実際、「子どもと同じ年齢」と言われたこともありますが、皆さん真摯に対応いただけました。

ただ、世の中、そんなに良い人たちばかりではありません。
経営者と対峙する経営コンサルタントとしては、「若いこと」がデメリットになることもあります。
リスクだけは、予め知っておきましょう。

 

経営者から見下されてしまう可能性

ビジネスにおいて、第一印象は大切です。
最初にお会いした途端、「若造が来た」「大丈夫か?」と思われてしまう可能性は否めません。

一度そう思い込まれてしまうと、何を言っても「聞く耳をもたない」という状態になりかねません。
若いというだけで見下すなんて、あまりに経営者が未熟、とも言えますが、
そういうことが起こり得ることは理解しておきましょう。

逆に若い経営者をターゲットとして、ビジネスをすることも可能です。
起業する人には、若い方も多いですし、ビジネス的にも苦しい時期なので、横柄な人は少ない印象です。
2代目、3代目の育成という面から入ることもできるでしょう。

若い経営者なら、ネットでの情報収集もしていますので、
ちゃんとネットを使って情報発信するのが効果的です。

プロフィールに年齢や写真を載せておけば、いきなり若造が来た、と驚かれることもありません。
むしろ若いことを理解した上で、仕事を依頼してくれる状況をつくれると良いですね。

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公的機関に専門家登録できない可能性

中小企業診断士らしい仕事の1つは、公的機関に専門家として登録することです。

役所が運営する経営支援センターのような場所や、商工会議所などの公的機関で、
専門家として、企業の相談に乗る仕事です。
その他にも、様々な仕事があります。

  • 相談窓口(相談内容を整理して、適切な専門家につなぐ)
  • 専門家(特定分野の専門家として、窓口からアサインされて、企業を支援する)
  • 補助金
  • セミナー・研修
  • イベント(商談会や視察ツアーなど)

企画する側になることもあれば、実行者になることもあるでしょう。

様々な機関が、様々な仕事をしていますので、中小企業診断士ならこれ!という仕事はありません。
通える範囲にある公的機関が、どんな募集をしているのか?を確認してみましょう。

このとき、募集要件に社会人経験年数が書かれている、と聞いたことがあります。
「社会人経験が10年未満」だと、専門家として登録できないということでした。

専門家を名乗るなら10年くらいは経験していて欲しい、ということなのでしょう。
支援を受ける社長側の立場からすると、安心材料にはなるのでしょうが・・
ただ個人的には、年数という長さだけで、中身が問われないのは、ちょっと違うかなぁ~と思ったり。

まぁ、役人は年功序列が根強く残っている組織ですから、
そういう長さで判断されてしまうのは、分からなくもないと思います。

 

とにかく経験が優先

社長から、公的機関からのリスクをご紹介しました。
それを読み「じゃあ、独立するのは、まだ止めておこう」と考えるのは、もったいないです。

冒頭に書きましたように、最終的には年齢は関係ないと考えています。
(公的機関の仕事ができなくとも、民間で稼げば良いのです)

それよりも、経験を積むことの方が大切です。

試験に合格しただけで、ビジネスパーソンとしての経験が不足していると感じられるなら、
まだ独立には早いのかもしれません。
少なくとも何か1つの分野で、しっかりと経験を積みましょう。

私の場合は、スキル面で言えば、以下のような経験を積んでから独立しました。
(重複している期間があります)

  • ITインフラエンジニア(7年)
  • ITエンジニアチームの管理職(5年)
  • プロジェクトマネージャー(5年)
  • マーケティング・商品企画(4年)
  • マーケティング・商品企画チームの管理職(4年)

大企業で働きました。
お客様も超大企業ばかりだったので、「組織の力学」とか政治っぽいことは、良く経験しました。

管理職としては9年間、数名~30名程度の組織を見ていたので、
何か問題が起こりそうなときの気配は感じますし、その解決方法も自分なりに模索しました。

このように、少しは人に説明できる経験を積んでから、独立した方が良いと思います。
ただ、独立してからでないと経験できないことがあるのも事実ですから、その辺のさじ加減が難しいですね。

まとめますと、単に試験に合格することを目指すのではなく、
試験で学んだことを、自分の経験と紐づけて語れること。

「これだけは」という専門性を身につけること。
ただ、業界で一番になるとかは不要です。
それよりも、中小企業の経営者が活用できるように、分かりやすく伝えられることが大切だと考えています

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