前回は、これから情報発信を始める方に向けて、どんなことを書けば良いのか?
ネタ10選をご紹介しました。
この段階において大切なことは、以下の2つです。
- 記事を書く習慣を身につけること
- 記事作成を通じて、自分の専門性や、市場におけるポジショニングを決めていくこと
もやもやと考え続けるのではなく、言語化することによって、
自分という商品・サービスをつくり上げていくイメージです。
そのため、どういう仕事をしたいのか?が既に決まっている方は、
このステップを早く卒業して、次のステップに進みましょう。
今日は【情報発信のステップ2】、読まれるコンテンツを増やす方法を7つお伝えします。
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サイトの全体設計をする
情報発信のステップ1は、書く習慣を身につけること、自分という商品を磨き上げることが目的でした。
ステップ2からは、Web(ホームページ・ブログ)をつくるフェーズに入っていきます。
最初に行うことは、Webサイトの全体設計です。
一番大事なのは、どんな人に読んで欲しいのか?
このサイトから、仕事の獲得を目指すのですから、ターゲット顧客の定義は重要です。
ステップ1から2で、一番の変化は読み手を意識することです。
「自分との対話」という状態から、「読者とのやりとり」へと変化させるのです。
カテゴリーを整理する
最初に書くネタ10選を元に書いてきたなら、ある程度の記事が溜まっているはずです。
自分の専門分野をどう伝えていくか?
カテゴリーを作成して、各記事を分類していきます。
ネタ10選のうち、
- プロフィール
- 商品・サービスメニュー
- お客様の声
の3つは、単独記事(ワードプレスの場合は固定ページ)で良いでしょう。
それ以外の記事をカテゴリーに割り振ります。
メニューを決める
メニューはサイトの構造を案内するものです。
このサイト(biz-it-base.com)の場合は、こんなメニューになっています。
メニューは必要に応じて適宜変えられますが、この段階で一度、作成しておくと良いでしょう。
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キーワードを選んで記事を書く
1つ1つの記事は、読み手の何らかの問題を解決するものです。
何かの疑問に対して、答えを提供する。
疑問があるということは、検索するということ。
どんなキーワードで検索するでしょうか?
それを調査して、記事のタイトルや文中に使用します。
そうやってGoogleに覚えてもらうのです。
詳細は割愛しますが、例えばGoogleのキーワードプランナーを利用することで、
どんなキーワードが世の中で検索されているのか?が調査できます。
そのキーワードで既に上位にある競合ページを読んでみたり、
Yahoo知恵袋のようなQ&Aサイトで、どんな質問がやり取りされているか?を確認することで、
世の中のニーズを把握することができます。
アクセス解析を行う
Google Analyticsを利用して、アクセス解析を行います。
- どのページが良く読まれているのか?
- サイトへの流入はどこからなのか?(検索、SNS、他サイトから、など)
- 新規ユーザーと既存ユーザーの割合
などを確認します。
この時点での目的は、2つです。
- 書き続けるモチベーションのキッカケにすること
- ユーザー(読み手)にニーズを把握すること
アクセス数が増えたり、ニーズが分かることで、「もっと良い記事を書こう」というモチベーションにつながります。
また、アクセス解析は、立派な市場調査です。
ここで「自分が書きたいこと」と「お客様が望んでいる情報」をすり合わせしていきます。
サーチコンソールを使って記事を改善する
Googleサーチコンソールというツールを使うと、以下のようなことが分かります。
- どんなキーワードで記事に流入してきているか
- そのキーワードにおける検索順位
- 表示回数とクリック数
例えば検索順位が上位で、良く表示されているのにクリックされない場合、
タイトルやデスクリプションが悪いことが想定されます。
こんなやつですね。このケースでは、
『独立後の「食えない不安」を減らすためにやっている3つのこと』がタイトル。
URLの下に表示されている、独立時の最大の不安は「食べていけるかどうか?」・・・がデスクリプションです。
既存の記事を修正することで、検索順位を上げたり、クリックされやすくします。
余裕があれば、キーワード順位チェック
この時点でまだ余裕があれば、狙っているキーワードに対する順位をチェックします。
私はGRCというツールを使っています。
Macを使っている方の場合は、Rank Trackerというツールが使いやすいようです。
狙っているキーワードが正しく、かつ順位が上がってくると、よりアクセス数が増えてきます。
ご紹介したツールの使い方だったり、テクニカルなことが増えてきます。
そのため、ステップ2に慣れるまでには時間が掛かるかもしれません。
ただ、「自分が書きたいことを書く」ことだけでなく、「読者に価値を提供する記事を書く」という本質を見失わなければ、やり方は身につくでしょう。
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