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【アップグレード!!ネットワークエンジニア】
(毎週月曜日発行)2010.08.09 Vol.78
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◆本メールマガジンは、
ネットワーク技術を中心としたエンジニアを対象に
○技術スキルだけではなく、他にどんなスキルが必要なのか?
○技術スキルを、どう身につけていけば良いのか?
○各スキルを、どう使っていけば良いのか?
総合的なスキルアップの方向性を示すによって、
【『現場で活躍する』さらに上のステップ】
を目指して頂くために、
毎週月曜日に配信しています。
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◆INDEX◆
1.はじめに
2.必須の持ち物
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◆はじめに◆
おはようございます。Ritz(リッツ)です。
久しぶりに東京は雨です。
ずっと暑い日が続いたので、たまには良いでしょうか。
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◆必須の持ち物◆
●前回はネットワークエンジニアにとって、
必須ともいえるソフトウェア(ツール)類をご紹介しました。
利用例なども別の機会に紹介していきたいと思います。
今回はソフトウェアではなく、物理的に持っておいた方が
良いものを紹介します。
○コンソールケーブル
言うまでも無く、必須です(笑)
Cisco機器には標準添付されています。
自分専用のものを2本程度、持っておいた方が良いです。
2本というのは、予備の意味もありますし、
冗長化されている機器を同時に設定変更する際などに
便利なためです。
○USB-Serial変換
http://www.iodata.jp/product/mobile/serial/usb-rsaq5/
こちらも必須です(笑)
昔はシリアルポートを搭載したノートPCを、作業用PCとして
選定することが多かったです。
現在はシリアルポートを搭載しているノートPCは見かけませんので、
USB経由で、シリアルポートを利用することになります。
○ドライバー
機器をラックにマウントするのに、こちらも必須となります。
個人的には、長くて、先端にマグネットが仕込んであるタイプが
使いやすいと思います。
また、プラス/マイナスのドライバーだけでなく、
トルクスドライバーと呼ばれる、星型等の変わった形状のネジを
採用している機器をたまに見つけます。
(Cisco機器でも、アクセスポイントに利用されています。)
イザというときに困らないよう、ドライバーセットを
もっておきたいものです。
○UTPケーブル
自分のパソコンをお客様のネットワークに接続することは、
セキュリティ上、ないことだと思います。
しかし、試験をする際など、試験用PCを接続することがあります。
また、単にローカル環境で試験をする際など、
UTPケーブルを利用することは多いです。
○ストレート・クロス変換
http://internetcom.jp/prices/item/1070606041
機器同士を接続しても上手く接続できない際など、
トラブルシュートに利用します。
こちらも無いとイザというときに困ります。
かさばるものではありませんので、作業セットに
入れておきたい品です。
○UTP延長
ストレート・クロス変換と同様の形状です。
UTPケーブルの長さが足りないときに利用します。
○カッター
機器を箱から出したり、ホスト名などを記載するテプラを
修正するときなど、頻繁に利用します。
○ニッパー
既存のケーブルがインシュロックなどで固定されている場合、
ニッパーがないと取れないことがあります。
カッターで取ろうとして、ケーブル自体を傷つけては危険です。
(特に電源ケーブルのときなど)
※インシュロックはこちら
http://www.store-mix.com/ko-bai/product.php?pid=1201837
頻繁には使いませんが、困ったときにあると便利です。
○USBケータイ充電器
必須と言って良いでしょう。
同時に色んな拠点で作業をしていたり、
同じ場所にいても少し離れていたり、電話を使うケースは結構あります。
そういう場合、あっという間にケータイの電池が切れてしまいます。
実は私もケータイの電池が無くなって困ったことが何度かあります。。
充電器を持ち歩いても良いですし、USB接続タイプの充電器があれば、
電源の口が足らなくて困ることもありません。
※前回のソフトウェア紹介では書きませんでしたが、
簡単な指示・連絡で済む作業の場合には、チャットソフトを
利用するのも、ひとつの方法だと思います。
特に、一斉に連絡できるソフトを利用すると、
電話よりも便利です。
○ハンズフリー ヘッドホン
電話をしながらの作業が多い場合、自分でもパソコン操作をしながら
電話をし続けると、あっという間に、肩が凝ってしまいます。
作業効率も悪いですから、ハンズフリーに出来るようにした方が
良いでしょう。
最近は、Bluetooth対応のものも出ています。
○マウス
作業効率を考えたら、マウスはあった方が良いですね。
○USB HUB
これまで述べてきましたが、作業中はUSBポートを、大量に消費します。
会社方針でセキュリティ用のツールをUSBポートに実装しなければ
ならない方も多いと思います。
ノートPCに標準搭載されているポート数だけでは足らないと
思いますので、USB HUBを利用した方が良いと思います。
その際、特にUSB-Serial変換は、いつも同じところに接続した方が
良いでしょう。刺すポートによって、Serialの何番ポートかが
変わってしまうからです。
毎度、何番ポートなのかを、デバイスマネージャから確認するのは、
非常に手間だからです。
また、いつも使っているポートであれば、動作実績もあるので
安心です。
○電源コネクタ変換
http://store.shopping.yahoo.co.jp/webby/4953103035164.html
機器を電源に接続しようと思った際、電源ケーブルは
アース付の3ピンなのに、電源側がアース無しの2ピンで困ることが
あります。
特にデータセンター・マシンルームなどではなく、
執務室側に機器を置くような場合に、多く見受けられるケースです。
小さな事務所などは、特に気をつけた方が良いでしょう。
電源に接続出来ないから、別日程で再作業、などという悲劇に
合わないために、予備で1つ2つは持っておきたいです。
○ベルクロ
いわゆるマジックテープです。
http://tatezakura.jp/SHOP/e015.html
ケーブルを束ねて、きれいに整線するためには、必須です。
物理的な仕上げは、お客様から最初に見えるところですので、
是非きれいに仕上げたいものです。
また、いうまでもなく、実際に運用をする場合、
ケーブルがきれいに整線されているか否かは、
作業の安全性、効率に大きな影響を与えます。
今日のまとめは、下記の<今号のポイント>をご覧下さい。
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<今号のポイント>
○物理的な持ち物は、ないと困ることが多い
○リスクを予想して、事前に準備しておく
○そうすることによって、作業をスムーズに進めることが出来る
今回(Vol.78)の内容はいかがだったでしょうか。
是非、こちらまでご意見をお願い致します。
http://form.mag2.com/thapitraph
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◆つぶやき
やっと試験が終わりました。
ちょっと燃え尽きてます。。
ご購読、ありがとうございました。