中小企業診断士

5年後の私は、公的機関での業務をやっていないでしょう

「5年後の私は、公的機関では仕事をしていないだろうな」
ある日、ふと思いました。
本能で感じたことを、深掘りして言語化して、今、その予想を確信に変えつつあります。

 

直接、お客様にフォーカス

4月から、コンサルティングのメニューを大幅に拡大することにしました。
現在契約が続いているお客様には、昨日、新メニューをご案内したところです。
(コンサルティングの上位メニューなので、Webに掲載するか?は検討中です。)

メニューを拡大したのは、既存のお客様に、もっともっと貢献したいと考えたからです。

  • 50社のお客様に、月に1度お会いして、支援をするのか?
  • 数はもっと減らして、5社・10社のお客様と頻繁にやりとりをして、より高い成果を上げていただくのか?

私自身が目指したい方向性は、後者でした。
お客様の事業に深く入り込んで、細かな事情も理解した上で、支援をしたかったのです。
思い出してみると、これはITエンジニアだった頃、私が得意とするスタイルでした。

お客様に成果を上げて頂きたい。
できることなら、そのときに私もチームの一員として、一緒に喜びたい。

そのステージに進むには、公的機関で、直接お客様からはお金をいただかないビジネスモデルを続けることは、困難です。
お客様に、お金を払って覚悟を決めていただき、それと同時に、私も覚悟を決める必要があります。

もちろん、公的な仕事をいい加減にやっているわけではありません。
ただ、直接契約ではないために、お客様だけではなく、
公的機関の顔色を見ながら仕事をしなければならない面があるのは確かです。

 

独立したての士業に席を空けておきたい

私は独立直後から今日まで、公的な仕事から、様々な恩恵を受けてきました。

今、直接契約いただいているお客様が、最初の出会いは公的な仕事だったり。
私の直接の人脈では出会えないような人と、お会いすることができたり。
知らない業種・業態の会社と出会えたり。
中小企業診断士という資格が役立ったことは、言うまでもありません。

何より、独立から今日まで、何とかご飯が食べられてきたのは、公的な仕事があったからです。
心から感謝しています。

だからこそ、公的な仕事での席を、独立したての方に向けて、空けておきたいと思うのです。
自分のビジネスで食えるようになったのに、私がいつまでもその席に座っていたら、
独立したての人が仕事を獲得できないかもしれません。

私が席を空けた分、誰かが仕事を得られれば、と思っています。
そして、私は先に独立した中小企業診断士として、よりチャレンジングな仕事をしていきたいものです。

 

5年後の関わり方は、プロジェクト単位

少なくとも2018年度の公的業務には、既に関わり始めています。
ですので、あと1年は間違いなく、定常業務として、公的な業務に関わります。

逆に言うと、1年後以降は分かりません。
5年後にはやっていないのだから、それまでのどこかのタイミングでは止めるでしょう。
民間業務にかかる時間を見ながら、シフトしていきます。

ただ、定常業務としては離れていきますが、
プロジェクト単位では関わり続けようと思います。
私を必要として下さる方がいらっしゃるのであれば、喜んで行きます。
民間・公的関係なく、必要として下さる場には行きたいからです。

自分の仕事内容も、中小企業診断士としての振る舞いも、
これから5年の間に、1段も2段も引き上げていきたいです。

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【編集後記】
昨日は激しい雪でした。
集中して仕事に取り組んだこともあり、一歩も外出せず 笑

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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