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人・モノ・金と情報(IT)が経営資源として異なる理由

経営資源とは、「人・モノ・金」だと言われます。
その4つ目として、情報(IT)が語られることがありますが、実は性質が異なるものです。

 

最も苦手な人が足を引っ張る経営資源

人・モノ・金を動かすには、権限を持った人の承認が必要です。
人を採用するには、書類と面接で選考するのが一般的です。
スモールビジネスの多くは、社長がOKしない限り、新たに人が採用されることはありません。
モノや金を動かすにも、決済権者の承認が必要なのは同様です。

その人が採用された後はどうでしょう?
積極的に新人を指導・支援する人もいるでしょうし、合わないからと距離を置く人もいるかもしれません。
逆に新人が積極的に組織に溶け込もうと行動するかもしれません。

決裁権の有無に関係なく、その新人を上手く育てる環境をつくることは、誰にでもできます。
その新人を最も輝かせるのは、ひょっとすると上長でも経営者でもなく、同期の仲間かもしれません。

このように人・モノ・金は、「上手く活かす人がいれば良い」経営資源です。
人付き合いの下手な人がいても、上手く活かす人がいれば良かったのです。
しかし、情報(IT)はそうはいきません。
「ダメな人が足を引っ張る」タイプの経営資源だからです。

例えば、スケジュールを組織全体で共有することになったとしましょう。
ひとりだけ「俺は紙の手帳が好きだから、予定など入力しない!」とワガママを言ったらどうなるでしょう?
そのひとりのために、スケジュール調整ができなくなってしまいます。

会議でデータ共有する方針なのに、ひとりだけ「俺は紙じゃないと嫌だ!」と言ったらどうでしょう?
そのひとりのためだけに、印刷レイアウトなどを考えて、印刷する仕事が発生するのです。
オマケにそういうワガママを言う人に限って、「罫線が間違っている」など、本質的じゃない小言をいうから、なお面倒です。

情報は全員が正しく入力することで、活用できるようになる資源です。
逆に言うと、組織のなかで最もリテラシーが低い人に足を引っ張られる経営資源なのです。

 

情報(IT)はボトムアップの教育が必要

そのような特性のある経営資源だからこそ、ITまわりは教育が必要なのです。
得意な人が、苦手な人を教えてあげる。
それを時間の無駄とか、生産性の低下という扱いをしてしまうと、いつまで経っても組織のITリテラシーが上がりません。

一般的には若い人の方が、ITまわりは得意な人が多いです。
だからと言って、若い人に丸投げして、年配の方々が文句を言うだけの組織が多いように感じます。
そうではなく、得意な人(若い人)が年配の人に教えるという文化を、根付かせる必要があるのではないでしょうか?

変化の多い世の中だからこそ、年配の方が教えることもあれば、逆に若い方が教えることもあります。
私も先日、大学生にタブレット(iPad)の使い方を教えてもらいました。
(ノートの取り方とか、センセーショナルでした。現代っ子、すげぇ~!と。。汗)
組織の中で、教える、つまり情報伝達の向きを一方向にせず、双方向にすることが大切なのではないでしょうか。

なお、ついでですが、情報セキュリティに関しても、ボトムアップです。
ひとりでも「分かっていない人」がいると、その人が情報セキュリティ事故を起こし、会社の信用を失墜させます。

 

外部の専門家を上手く活用しよう

社内で教えあえる仕組みができたなら、それで十分です。
ただ、業務改善と合わせて新たなツールを活用するなどの場合は、外部の専門家が必要でしょう。

そういうときに外部の専門家に依頼しやすくするよう、日頃からの情報収集を行なったり、
商工会・商工会議所や各自治体の経営支援機関、あるいは専門家とつながりのある金融機関などと仲良くしておくと良いですね。

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【編集後記】
昨日はずいぶん雪が積もっていました。
子ども達は公園などで楽しそうに遊んでいました。
さて、今朝はどの程度、道路の雪が残っているでしょうか?

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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