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SaaSはプラモデル、PaaSはレゴブロックのようなもの

世の中には様々なWebサービスがあります。
その位置付けを理解しておかないと、「こんなハズじゃなかった・・」ということになりかねません。

 

システムは大きく3つの層からなる

以前、ご紹介しましたように、システムは大きく3種類に分けられます。

これはWebサービスや、クラウドを利用するときも同じです。
自分が今から使おうとしているものが、どの種類なのかを、多少意識すると良いでしょう。
なお、IT屋さんは、この3種類をSaaS、PaaS、IaaSと呼んでいます。

SaaS(サース)は「Software as a Service」の略です。
今までのように、ソフトウェアを買ってくるものではありません。
月額などの利用料を払って、必要な分だけWebなどで使うソフトウェアです。

例えば、GmailはメールのSaaSです。
Googleカレンダーは、スケジュール帳のSaaSと言えるでしょう。
freeeは会計のSaaSです。(今は人事もありますね)

PaaS(パース)は「Platform as a Service」の略です。
すぐに使えるソフトウェアというよりは、その前段階の使える部品が集まったもの、と言えます。
代表例はサイボウズのkintone。
あるいはホームページをつくるためのWordpressも、見方によってはPaaSと言えそうです。
(プラグインなどを組み合わせて、様々な機能を実装していくため)

IaaS(イァース)は「Infrastructure as a Service」の略です。
スモールビジネスでIaaSを使うことは、ほとんどないと思います。
(自社でWebサービスを開発するような会社を除いて)

 

SaaSはすぐに使えるプラモデル、PaaSはレゴブロックのようなもの

もう少しイメージできるように例を挙げます。
SaaSは、すぐに使えるプラモデルのようなものです。
箱から出して、マニュアル通りに組み立てるだけで、予定通りの形になります。

SaaSは、特定の目的を達成するために存在します。(クラウド会計ソフトのように)
初期設定を終えるだけで、使えるようになります。
Gmailは、最初に自分のメールアドレス設定などをするだけで、メールを送受信できる(=使える)ようになります。
その反面、特定用途を満たすためのソフトウェアですから、「ちょっと変えたい」と思っても、なかなかそうはいきません。

PaaSは、もう少し部品に分かれたレゴブロックのようなものです。
平べったいパーツもあれば、長細いパーツも、人の形をしたパーツもあります。
色も赤・青・白・黄色など様々です。
色んなパーツを組み合わせながら、自分の理想の形をつくっていきます。

ブロックの数には制限がありますから、つくれる形にも、一定の制限があります。
プラモデルほどには、精巧な形にはつくれないことがほとんどでしょう。
(最近はプラモデルに近いレゴもありますが・・)

PaaSも同様です。
自社の課題に合わせて、パーツを組み合わせながら、ソフトウェアをつくっていきます。
あくまでも組み合わせですから、洗練されることはないかもしれません。
しかし、スモールビジネスでは課題が頻繁に変わることから、簡単につくり直すことができるのがメリットでしょう。

SaaSのように、買ってすぐには使えませんが、自社に合わせたソフトウェアをつくれるのです。
また、SaaSを使うよりも、もう少しITのスキルが必要になるでしょう。
「どのデータ項目と、どのデータ項目が関係している」などと、設計する必要があるからです。

自社のニーズに合ったシステム(サービス)を選んで、より事業を成長させたいですね。

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【編集後記】
昨日、新しいメール配信システムの設定まで、ほぼ終えました。
あと少しだけ動作を確認したら、既存のお客様に向けて、
定期的に情報発信していこうと考えています。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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