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「人件費」の捉え方で経営は変わる

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人件費を日頃、どのように捉えていますか?
その捉え方1つで、その会社は10年後、全く異なるものになります。

 

人件費をコストと捉えるから、経営は失敗する

私は「人件費」という呼び方が好きではありません。
従業員に払う給料を「コスト」と感じてしまう名称だからです。

確かに一般的な会計のルールから考えれば、粗利から支払うコストになるかもしれません。
あるいは、毎月必ず出ていく固定費と捉えられるかもしれません。

「こんなに給料を支払っているのに、それに見合ったパフォーマンスを発揮してくれない」

これは非常に多くの経営者から聴く言葉です。
おそらく経営者の本音なのでしょう。

確かに資金に限りのある中小企業経営者にとって、
支払っているのに、相応の利益を稼いでくれない社員は頭痛の種です。

ただ、支払っている給料の額と、社員の満足度やパフォーマンスには、さほど相関はありません。
社員が期待したほど働いてくれないのには、給料以外の理由があると考えた方が良いでしょう。

端的に言えば、人件費をコストと捉えるから、経営が上手くいかないのです。

 

「人件費」について、もっと考えよう

人件費について深く考えるほど、
「そもそも会社とは何なのか?」にたどり着きます。

  • そもそも、この会社はなぜ存在するのか?
  • この会社は、どのような価値を世の中に提供するのか?
  • この会社が大切にしていることは何か?

人件費について考え、社員について考えれば考えるほど、
このような会社・事業に対する、根本的な問いを立てざるを得なくなります。

そういう意味では、人件費について真剣に考えることは、
今後の経営にとって必ずプラスになることでしょう。

 

人件費とは、社員を幸せにするための投資である

私自身、人を雇ったこともないので、何1つ偉そうなことは言えないのですが。

多くの経営者を見てきて、人件費をコストと捉えているうちは、
なかなか幸せになれないのでは、と感じています。

コストと捉えてしまい、その対価としてのパフォーマンス発揮を最初に期待してしまうと、
その期待を裏切られたときに、社員との対立が発生してしまいます。
それだけでもストレスですし、その先には、リストラせざるを得なくなったりすることもあるでしょう。

一方で数は少ないのですが、ちゃんと給料を支払うことに誇りを持っている社長がいます。
この社長たちは、「まず(無条件に)支払う」ことに前提としています。

人間、誰しもお金が足りなくなってくると、心が荒んで(すさんで)きます。
社長自身だって、個人として、あるいは会社の資金繰りが苦しくなってくると、心穏やかではいられないはずです。

その気持ちが痛いほど分かっているからこそ、社員にはまずしっかりと給料を払う。
それが経営者としての務めだ、というのです。
ちゃんと支払えば、社員やその家族を養うことができます。
幸せにすることができます。
(もちろん、お金は幸せの必要条件であり、十分条件ではありませんが)

社員が幸せでなければ、
どうして良い商品が作れるでしょうか。
どうして良いサービスが提供できるでしょうか。

端的に言えば、給料は社員を幸せにするための投資なのです。
働くことに幸せを感じることができれば、時間は掛かったとしても、社員のパフォーマンスは必ず上がってきます。
結果として、投資は回収できるのです。

人件費を単なる「コスト」と捉えるか、「投資」と捉えるか。
数年、10数年先のことになるでしょうが、経営にとっては大きな差が生まれるポイントだと感じています。

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【編集後記】
妻の実家でゆっくりしたのは、昨日1日だけでした。
今日はもう帰宅です。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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