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技術は関連性を調べると、しっかり理解できる

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エンジニアでもない限り、新しい技術を理解するのは、なかなか大変です。
専門分野ではないし、だから片手間でしか学べないし。
特に経営者の場合は「IT担当に任せてあるから」という発想になりがちです。

今回は専門ではない方が、どうすれば新しい技術をしっかりと理解できるのか?を考えてみます。
重要なポイントはは、「関連性」です。

 

技術と技術の関連性で理解していく

2001年頃だったでしょうか、生まれて初めてWebでビデオ会議をしたとき、感動したことを覚えています。
「これを日常的に使えれば、会社のオフィスに出勤しなくて良いじゃん!」と。
(そう簡単には広まりませんでしたが・・)

Web会議をつなぐときには、電話の発呼・着呼のように、まず相手と接続する動きがあります。
その動きでお互いの情報を交換したのち、直接、会議端末同士が通信することで、会議が成り立ちます。(=音声や映像が流れる)
IP電話も同じ仕組み(通信手順・プロトコル)で動いています。

その後、P2Pが流行りました。
自分の端末を、知らない誰かの端末につなぐ。
そして画像とか動画とか、ファイルを交換するアプリケーションが広まったのです。
このとき、相手を探し、接続する方法も、基本はWeb会議と同じものです。

このように、Web会議の仕組みを理解していたので、電話がIP化されたときも、P2Pが流行ったときも、
その関係性から、素早く理解することができました。
このように技術は関係性を意識すると、素早く理解できるようになります。

 

クラウドを支える技術

クラウドが登場したときも同じです。
その前に仮想化の仕組みが生まれていました。仮想化はザックリ表現すると、10あるものを5と5に分けるような技術です。
CPUやメモリのようなリソース(資源)を分けることによって、余ったリソースを有効に活用していくものです。

一方、今や死語になりましたが、グリッドコンピューティングというものもありました。
仮想化とは逆に、複数あるリソースを足して1つにするものです。
5のコンピュータと5のコンピュータを足して1つの10の性能を持つコンピュータを作ることができるようになりました。

こういった仮想化やグリッドの仕組みを巧みに活用して生まれたのが「クラウド・コンピューティング」でした。
その構成は1つではなく、実装ごとに異なるのですが、究極的には分割する仮想化の技術と足し算するグリッドの技術の双方を上手く活用したものです。

また複数のコンピュータが連携することになるので、ネットワークのパフォーマンス向上が求められました。
結果的に、今までのような「土管」ではなく、変化に追随するためのインテリジェントなネットワークが生まれました。

 

人工知能、IoT、ブロックチェーン・・

人工知能はクラウドがあるからこそ、研究が進んだものです。
現在の人工知能は多くのコンピュータを並列に動かして、凄まじい計算をさせることで進化しているからです。
数100、数1,000というコンピューターをガンガン動かして、人工知能は賢くなっていきます。
正にクラウドを有効活用していると言えます。

IoTも、そういうクラウドがあるから生まれてきたものです。
さらにはセンサーが安価になり、モバイル通信が成熟してきたことも強く関係しています。

センサーが安くなったのは、スマホが大量に売れたからです。
スマホはジャイロセンサー、近接センサー、GPS、などなどセンサーの塊です。
このスマホが世界的に売れまくったから、モバイル通信が成熟し、センサーが安くなったのです。
つまり、クラウドとスマホの存在が、IoT時代を作り出したのです。

さらにはブロックチェーン。
詳細は割愛しますが、別に仮想通貨にだけ使われる技術ではありません。
一言で言えば、分散された台帳のようなもの。
皆で同じ台帳を管理しているから、中央集権で誰かが管理しなくても、お互いの台帳を信頼できるようになるのです。
(その信頼が仮想通貨に使われているのです)

これをコンピュータの言葉に置き換えると、ブロックチェーンとは、超大規模分散技術です。
クラウドがあり、潤沢なネットワークがあるからこそ、実現する技術です。

だいぶ端折って書いてしまいましたが、このように各技術には、何らかの関係性があります。
今の技術が次の時代の技術を作るのですから、当然と言えば当然です。
その関係性を理解すると、単なる暗記言葉ではなく、その技術の本質を理解できるようになります。

補足ですが、経営者の場合には、その技術を知るだけでなく、
それが活用されることによって、どのような社会的・ビジネス的なメリットが得られるのか?
あるいはリスクが生まれるのか?という視点を合わせて見ると、より確実に技術が理解できるようになるでしょう。

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【編集後記】
昨日の夕方から今日の午前中まで、必死に研修資料を作り込んでいました。
何とか作り終えて、今日は若干、燃え尽き気味。。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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