menu

ブラックボックス化が進む世界で、私たちはどう生きるべきか?

LINEで送る
Pocket

このところの技術の変化を見ていると、世の中、ブラックボックス化が確実に進んでいると感じます。
その世界で私たちはどのように生きれば良いのでしょうか?

 

ブラックボックス化が進む世界

例えばスマートフォン。
様々なセンサーが内臓されておりタッチパネルや通信機能を搭載しており、
機能的にはパソコンより多くのことができます。
にも関わらず、その難しさを感じさせない見た目、インターフェースによって
子どもや老人でも使いやすくなっています。

ビジネスシーンで言えば経理。
会計ソフトが自動仕訳をしてくれるようになってきて、
私たちは頭を使わずに日々の経理ができるようになりつつあります。

このような技術が進めば進むほど、私たちは頭を使わなくなります。
スマホを使うときに、その仕組みを意識することは少ないですし、
会計ソフトが自動仕訳してくれると、勘定科目のことなど考えることがなくなっていきます。

仕組みを知らずとも使えることは、世の中がますます便利になっていくことだと思いますが、
それはより多くのものがブラックボックス化し、見えなくなっていることも示しています。

 

作る力よりも使う力が求められる

これらの背景にあるのは、機械学習(マシンラーニング)や深層学習(ディープラーニング)といった人工知能。
それからシステム間の連携を容易にするAPI(Application Programming Interface)です。
システムを作る人でさえ、APIを活用するだけで簡単に他のシステム・機能を使うことができるようになりました。

わざわざ作るのではなく、使えるところはサクッと使う。
システム開発は確実にそういう流れになっています。

そして、この流れはシステム開発の場においてだけでなく、
一般の私たちも含まれています。

算盤とペンでしか仕事できない人と、
電卓とパソコンを使って仕事する人、
スマホやウェアラブル、人工知能を駆使しまくって仕事できる人、

誰の生産性が高いのかは、言うまでもありません。

有効なデータがどこにあるか?
ある目的を達成する便利なアプリ、システムは?
この課題を解決するのに最適な人工知能は?

使う力は、すなわち知っている力でもあります。
世の中にこれだけ様々なツール、オープンデータ、アプリ、プラットフォームが広がってくると、
それを知り、選択し、使わなければいけません。
その最初の一歩が知る力なのです。

 

専門分野はブラックボックス化してはいけない

ただ、専門分野だけはブラックボックス化してはいけないと感じています。

どれだけ会計ソフトが賢くなって自動で処理してくれるようになっても、
税理士や会計士がその仕組みを知らなくて良いということにはならないでしょう。
むしろ一般の経営者・経理担当者が何も考えない方向に向かっているからこそ、
自動処理されている中身を知り、また自動処理されていない面からの視点を持っておくべきです。

専門外はブラックボックス化・自動化されているものを徹底的に活用する。
自分の専門分野は、ブラックボックス化せずに中身をしっかり把握する。

このような行動が求められるようになっていると感じます。
実際には人工知能がもっと広がると、専門分野ですら分からない範囲が出てくるはずです。
人工知能に入力した情報と出力された結果は分かっても、その因果関係が分からなくなるからです。
そういう世界が迫っているからこそ、今は意識して専門分野のブラックボックス化を避けておいた方が良いのではないか?と考えています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
明日の大きなイベント開催に向けて、今日は最終の詰めです。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【メルマガ 『非常識なコンサルタント』】
独立・起業を目指す方、特に自分らしく働き・生きたい方。
コンサルティングを事業の軸にしたい方に向けたメルマガを配信しています。
こちらから登録できます。

【Facebookページはこちら
「いいね!」すると、ブログ更新のお知らせを受け取れます。
たまに気になるニュースなども通知しています。

ブログ村ランキングに参加しています!
応援のクリックをしていただけると、嬉しいです。
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
にほんブログ村


【セミナー】
ただ今、募集中のセミナーはありません。

中小企業診断士の活動を始める前に知っておきたいこと

新商品・サービスを展開するなら、まずは既存顧客から

関連記事

  1. IoT時代、良きパートナー開拓が肝になる

    「IoT」という言葉が一般紙などに書かれることが多くなりました。経済産業省が押しまくっているのも…

  2. 小さな会社のIT投資は「エイヤ!」でいい

    中小企業白書などを読むと、中小企業は「ITの投資対効果が見積もれない」という問題で困っているようです…

  3. 神エクセル(ネ申エクセル)の弊害とその解決法

    神(ネ申)エクセル問題に注目が集まっています。Twitter界隈で問題提起された後、河野太郎衆議…

  4. ファイルサーバという負の遺産

    人が何人か集まって仕事をするようになると、(デジタルの)ファイルを共有する仕組みが必要になります。…

  5. Office365は小さな会社の情報共有ツールになり得るか?

    ある顧客企業で情報共有ツールとしてのOffice365を評価しています。特定の利用用途を想定して…

  6. 一般ビジネスパーソンこそ「IT脳」を身につけよう

    ITがどんどん、ビジネスのあらゆる分野、そして私たちの日常生活に入り込んできています。何ができる…

  7. これから起業する人のITとの付き合い方

    こんにちは、渋屋です。昨日は、ITに造詣の深い方々との会合でした。毎度のことながら、自分の日…

  8. 開発スピードが10倍・100倍加速している事実

    こんばんは。渋屋です。つい先日、ある企業向けのアプリケーションを見せてい…

最近の記事

最近読んだ本

PAGE TOP