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これからはAIと共に生きていく

少し前に、これからはスマホ中毒者が激増することを予想しました。

そして、それは悪い傾向ではなく、むしろ当然の流れであることを書きました。
頭脳の一部となる人工知能(AI)を上手く活用することが、私たちの生活の質を向上させるからです。

これは言葉を変えると、「私たちはAIと共に生きていく」ということです。

 

要素技術は揃い、連携しつつ成熟してきた

今までも人工知能はありました。
しかし、共に生きていくほど、生活には浸透していませんでした。

ここ最近、人工知能が一気に賢くなってきたことは、各種メディアで取り上げられている通りです。
深層学習(ディープラーニング)が生まれて以降、大きなハードルを越えたようです。
そして、人工知能が賢くなり続ける一方、それを支える要素技術それぞれが成熟し、連携するようになってきました。

では、それら要素技術を挙げつつ、私がこの世界をどのように捉えているのかをご紹介します。

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まず、今の世の中は現実世界と仮想世界(情報世界)に分かれています。

現実に手に取って触れるのが現実世界です。
現実世界には、工場などで動く産業用機械もあれば、各種センサーもあれば、自動車・ロボットなどがあり、私たち「人」も当然、現実世界にあります。

一方、いわゆるネットの世界が仮想世界です。
この仮想世界におけるデータは、インターネットの向こう側にある「クラウド」に格納されています。
現実世界にあるモノがネットにつながり、インターネットを経由してクラウドにデータを送信します。
モノがインターネットにつながることが、(狭義の)IoT(Internet of Things)と呼ばれているものです。

現実世界から大量のデータがクラウドに置かれます。これがビッグデータです。
大量のデータを解析したり、あるいはそこから何かを学んだりしなければ、価値は生まれません。
ここで使われるのが統計学だったり、人工知能(AI)だったりします。
少し前に統計が流行ったは、ビジネスに即応用できるからだけでなく、こういう世界が来ることが予見されていたからかもしれません。

統計解析や人工知能によって価値を生み出されたものは、(Web)サービスを通じて、現実世界にフィードバックされます。
新しい価値ある情報が提供されることもありますし、
現実世界のロボットや自動車などを制御することもあるでしょう。

こうやって、上の図で言えば時計回りにグルグル回り続ける価値連鎖。
これが(広義の)IoTです。

現実世界を「車」と見れば、「自動運転車」になるでしょう。
「工場」と見れば、「スマートファクトリー」。
「電力」で見れば、「スマートグリッド」。
「街全体」と見れば、「スマートシティ」。

IBMのビジョン「Smarter Planet」は、この現実世界を「地球」としたものです。
こんなことを2009年には考えているのだから、やはりIBMは恐ろしい企業です。

流行り言葉は、それぞれ単独で存在するものではなく、
全てつながっているのがお分かりいただけるでしょうか。

 

人工知能(AI)はエンジン、データはガソリン

このループをグルグル回すほど、価値が高まるのですが、
そこで肝になってくるのがデータです。

AIはデータを学ばせれば学ばせるほど賢くなるので、
どれだけデータを大量に集められるのかが重要なのです。

AIとデータの関係は、例えるならエンジンとガソリンの関係です。
どんなに高性能なエンジンを作れたとしても、燃料となるガソリンがなければ動きません。

メディアの情報は、AIの成長ばかりに目をつけた報道になっていますが、
その根源には、大量のデータを集める仕組みが必要なのです。

なぜGoogleが「Googleフォト」を無料で使わせてくれているのか?
この「大量データを集める仕組み」なんですよね。

 

AIと共に生きていくには?

話がずいぶんと遠回りしましたが。
AIと共に生きて、生活の質を高めていくためには、

  • データを大量に集める仕組み
  • AIそのものの進化
  • AIを使う技術

が揃わなければなりません。

利用者としては楽しくラクに使えればそれで良いのですが、
ビジネスパーソンとしては、これらの条件を意識するだけでビジネスチャンスが転がりまくっていることに気付きます。

私個人的には、中小企業がAIを使う技術を高める支援ができたら面白いと思っています。
その環境も随分整ってきました。

なお、長くなってきたので詳細は割愛しますが、
日本人は人工知能と上手く協力しながら生きていくのが上手いだろう、と感じています。
文化的に、既に根付いているものがあるからです。

電卓が生まれて計算に革新が起きました。
パソコンが生まれてオフィスに革新が起きました。
人工知能で私たちの生活・人生そのものに革新が起きるのでは、と楽しみにしています。

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【編集後記】
先週の湘南国際マラソン以来、早朝ランニングをしました。
ゆっくり走ろうと思っていたのに、思った以上に妻が速いペースで。。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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