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中小企業診断士 実務補習の流れ

中小企業診断士 2015年試験が終わり、実務補習のシーズンに入ってきました。
今回は実務補習の流れをまとめました。

「実務補習」は中小企業診断協会が実施するものです。
診断先企業は指導員となる先輩診断士が紹介してくれます。
診断士のタマゴたちが5~6名でチームを組み、企業の診断・助言を行います。

なお似たようなものに「実務従事」があるのですが、これはどのような形であれ、実務を行うことを指します。
中には、「実務補習」と同じような形式で行うものもあります。
ただ、「実務従事」は様々なやり方がありますので、今回は「実務補習」にフォーカスして解説します。

その案件ごとに異なるところがありますので、標準的な流れということでご理解ください。

 

約1週間前から実務補習は始まる

まず1週間ほど前に、指導員からメールが届きます。
メールを受けたら、すぐに返信するようにしましょう。
毎回、「迷惑メールBOXに入って気付かなかった」というトラブルがありますので、実務補習の日程が迫ってきたら、頻繁に確認するようにしましょう。

ここで指導員や同チームメンバーに対して、自己紹介をします。
年齢や仕事内容など、様々な人が集まることに驚くかもしれません。
この点が、診断士の面白い特徴です。

この時点で、診断先企業の名前まで伝えられるかは不明ですが、業種・業態の情報は伝えられます。
その情報を元に、初回訪問時までの間にその業種のことを調べておきます。
この事前調査がヒアリングの出来・不出来に関わりますので、不慣れな業種の場合にはしっかり調べましょう。

 

1日目からスタートダッシュ

1日目は指導員・メンバーの顔合わせと、診断先企業への訪問&ヒアリングです。
診断先企業を訪問することから、平日に行われることが多いです。

なお、初日にいきなりヒアリングに行きますので、それまでの間に業種のことを知り、自分がヒアリングしたい項目を洗い出しておきます。
顔合わせ後、他メンバーとヒアリング事項を調整して絞り込みます。

またヒアリング前にチーム内での役割分担をします。
リーダーを誰にするか?それから、戦略・マーケティング・組織・会計など、1人1つの担当を持つことになりますので、それを決めます。

それから診断先企業へ訪問し、ヒアリングを行います。
聞きたい項目だけに集中しすぎるのではなく、社長の反応を見ながら、適宜、質問内容を変えるような柔軟性が欲しいものです。
店舗や工場があるような業種の場合には、その店舗や工場も良く観察しておきましょう。

初日のヒアリングが終わった後、チームの懇親を深めるために飲み会をやるところも多いようです。

 

2日目から4日目はチーム作業

2日目から4日目はチームでの検討・作業です。
ヒアリングした結果(内部環境)や、各自が調べてきた外部環境を受けて、チームでディスカッションし、全体方針を決めていきます。
ここがブレていると、後で手痛い目に遭います。。

4日目までに各自が担当部分の報告書を書き、お互いの内容を確認し修正します。
私の経験上、確認・修正だけで終わることはなく、その都度、ディスカッションが繰り返されます。
平日は仕事をしながら報告書作成、土日はチーム作業となるので、この辺までくると、とても疲れます。
覚悟しておいて下さい。

4日目に報告書の最終調整・印刷・製本を行います。
初めてキンコーズを使う方も多いでしょう。
都内など、人の多い場所によっては、実務補習を行っている他のチームとバッティングして、印刷・製本に待たされることがあります。
出来る限り早く報告書を仕上げたいものですが、徹夜になった話を何度も聞きました。

 

5日目はドキドキの報告会

そして5日目に社長に向けた報告会の実施です。

1人15分か20分くらいで、自分の担当パートを説明します。
日頃、コンサルティングを仕事にしていない方にとっては、生まれて初めて社長に助言をする場になります。
私はかなり緊張したことを覚えています。

社長もメンバーは診断士のタマゴであることは承知しています。
でも、タマゴだからと甘えず、全力でぶつかっていきましょう。
チームで何度もディスカッションを繰り返している分、一人のプロが助言を行うよりも、内容は良くなっている可能性があります。

自分たちの考えたことを、難しい専門用語を使わず、平易な言葉で分かりやすく社長に伝えましょう。
きっと価値のある提案ができるはずです。

報告会が終わると、反省会・打ち上げとなるでしょう。
社長の反応を受けて、「もっとああすれば良かった」、「あの提案は刺さった!」などの話が繰り広げられることでしょう。
今後、どのような仕事をするにしても、この経験は必ず役立つでしょう。

明日以降、より具体的なポイントをお伝えします。

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【編集後記】
新しいパソコンを検討しているのですが、Windowsを続けるか、Macにするかで迷っています。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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