ランニング・トライアスロン

中小企業診断士試験とトライアスロンの意外な共通点

先週末はトライアスロンチーム「ポセイ丼」の仲間達が、
佐渡で行われたレースに参加し、全員完走してきました。

スイム3.8km、バイク190km、ラン42.2kmという国内最長の距離に加え、
後半から降り出した雨が土砂降りとなり、寒さとの戦いだったと聞きます。
仲間の健闘には、ただただ感動し、驚愕するばかりです。

そんなトライアスロンのことを考えながら、
ふと、中小企業診断士試験と似たところがあるな、と感じたのでした。

 

トライアスロンは、環境に対応するスポーツ

トライアスロンは同じ距離であったとしても、
地形や、その日の天候によって、負荷などが大きく変わるスポーツです。
種目そのものが変わってしまうこともあります。

私は仲間が先週末参加した距離に近いレースに参加したことがあります。

https://biz-it-base.com/?p=4872

でも、このときは天候に恵まれたのです。
先週末、仲間が参加したレースは、私の想像を絶する厳しさだったのだと思います。

7月に参加した宮崎でのトライアスロンは、
台風の影響でスイムがなくなり、ビーチランになりました。

スイムは最も天候の影響を受けます。
バイクは中止にはならないまでも、風を受けるとかなり怖いです。
(自転車がかなり軽いですし、スピードも出ていますので)
また、雨が降れば、スリップの危険が増します。

このように様々に変化する環境に対応しなければならないのが
トライアスロンなのです。

 

最後のランニングが基本

そのように考えると、トライアスロンという3種目を行うスポーツですが、
ランニングが基本であるように感じてきます。

ちなみにこの書籍では、練習の中心はランニングだと書いてあります。

環境への対応ということであれば、
(スイムやバイクと比べて)ランニングが最も、環境に左右されません。
風がふいても雨が降っても、他の2種目に比べれば、対応できる種目と言えるでしょう。
つまり、練習を積んで身につけた実力が反映されやすい種目なのです。

また、最後の種目なので、それが地力のある種目だと精神的にも安心します。
逆に最初のスイムが超得意で、ランが超苦手な人は、
レースにおいては、だんだんテンションが下がっていくのではないでしょうか。。

 

中小企業診断士2次試験も同じ

中小企業診断士の2次筆記試験についても、同じようなことが言えます。

最後の事例4(財務の事例)は実力がそのまま現れやすい科目です。
計算問題は日頃のトレーニングがダイレクトに得点に反映されますし、
事例1~3と比べて与件分が短いため、言葉の解釈に悩むことも少ないです。

一方、事例1~3は、そのときの環境に振り回されやすいでしょう。
必ずしも実力が反映されるとは限らず、
問題の解釈を間違えたりすると、大きく得点を失ってしまうことになります。

だからと言って、事例1~3の勉強をしなくて良いわけではないのですが、
(しっかり対応できるように準備することは、もちろん得点を稼ぐ可能性を高めます)
事例4に比べると、環境に応じる必要があることは、頭に入れておきましょう。

私は2次試験対策の半分の時間を、事例4対策に当てました。
これが合格した要因だったと感じています。

トライアスリートが走りこみをしっかり行うように、
中小企業診断士受験生は、財務の基礎をしっかり日々培うことによって、
最後の科目に安定性と自信を持って挑みましょう!

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【編集後記】
平日は普段、5時起きなのですが、
今朝はふと4時半に目が覚めてしまいました。
週末ランニングの影響かもしれません。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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