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システムの作り方・使い方を変えるkintone(キントーン)

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このところ、いよいよシステムの作り方・使い方が変わると感じています。
明らかに環境が整ってきているからです。
システムの利用者が、自分の要求に応じて、自分でシステムを作れるようになってきました。

 

自分でシステムを作れるkintone(キントーン)

予定表やメールなどのグループウェアで有名なサイボウズが提供しているkintone
プログラミングの知識なしに、顧客管理や案件管理などのシステムがすぐに作れることが特長です。

私自身、kintoneは以前から知っていましたが、使ったことがなかったので、入門書を読んでみました。

読んでみて、予想以上の簡単さに驚きました。
これなら、システムの専門家でなくとも、そんなに複雑でないシステムであれば、作成できるでしょう。

 

システムの作り方が変わる

kintoneのようなサービスの登場によって、ちょっとしたシステムであれば、作り方そのものが変わっていくことと思います。

従来は、システムを作りたいときには、利用部門は情報システム部門に依頼をしていました。

従来

しかし、日本企業の情報システム部は、自分たちでシステム開発できるところはほとんどなく、外部のベンダーにシステム開発を依頼します。
外部に依頼するにあたって、要件を定義したり、ベンダーを選定するためにRFP(提案依頼書)を書いて、複数社から提案を受け、それらを評価したり。

システム開発が始まってからはプロジェクトが運営され、定期的に開発の進捗を確認しながら、不明な要件の細部を洗い出していく。
というような気の長い作業が行われていました。
利用部門の立場からすると、「いつになったら依頼したシステムができるんだ?」と思うことが多々あったでしょう。

しかし、kintoneのようなサービスを使うと、この体制が一気に変わります。

これから

利用部門が自分たちで、要件に応じたシステムをクラウド上で開発してしまうのです。
開発と言っても、プログラミングの知識が必要なわけでもなく、ドラッグ&ドロップ操作や、データの定義(数値、文字列など)をする程度です。

ここでは情報システム部門や外部ベンダーは登場しません。
利用部門だけでシステムの開発と運用が完結してしまうのです。

そこに、「いつできるんだ?」という不満はありません。
思い立ったときに、すぐ自分たちの欲しいシステムが作れますし、進捗は自分で分かっています。
多くの人物が登場しませんので、費用も安くなります。

ちなみにkintoneの場合、ライトコースで月額780円(年額9,170円)/1ユーザ、スタンダードコースで月額1,500円(年額17,640円)/1ユーザ、です。
ちょっとしたシステムを作るだけで数10万円、数100万円掛かっていた従来と比較すると、恐ろしいコストパフォーマンスです。

では、このような時代に情報システム部は何をすべきなのか?
この点については、別の機会に書きたいと思います。

 

利用部門のITリテラシーが上がる

新しいシステム作りの潮流が生まれ、私が期待していることは、利用部門のITリテラシーが上がることです。

これからは事業の設計をするにも、ITありきで設計が必要です。
農業も教育も、医療も介護も、ITなしでは成り立たなくなってきています。
したがって、事業の本丸ではなくとも、ITのことは知っておく必要がでてきています。

利用部門が自分たちのシステムを作り始めると、ITの利活用に関する感度が上がっていくことでしょう。
ITを上手に活用した事業の設計ができる人も増えていくのではないでしょうか。
(実際、私がお会いする人の中にも、IT専門ではない事業部門の方が、ITを身につけようとする意識が高まっているように感じます。)

もう1つ。利用部門のITリテラシーが上がることで嬉しいことがあります。
経営者のITリテラシーが上がることです。

日本企業の多くは、事業部門の管理職が経営層に上がっていく流れが強いです。
そのため、日本企業の経営層はITに弱い人が多かったのでしょう。
そのような弱点も、利用部門のITリテラシーが上がることで、長期的に改善されていけば、と期待しています。

 

何れにせよ、システムの開発・運用の可能性を大きく変える、kintoneのようなプラットフォームサービスには、今後も期待したいと思います。

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【編集後記】
今日は顧客企業での新規事業に関するミーティング。
この会社にとって、次の大きなステップになりそうなので、私自身、ガッツリと絡んでいきます。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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