IT・システム関連

IoT(Internet of Things)は、従来型企業とスタートアップが連携するチャンス

IoT(Internet of Things:モノのインターネット)という言葉を、日常的に一般紙で見かけるようになってきました。
Googleトレンドで見ても、2015年に入ってから、検索数がうなぎのぼりになっていることが分かります。

IoT

 

※東京よりも神奈川での検索数が多いのは、何ででしょう??

IoTは、今までネットにつながっていなかったモノをネットにつなげて、新たな価値を生み出そうとする動き。
私は、これまであまり連携が進んでいなかった組織同士が連携をする、良い機会なのでは?と捉えています。

 

従来型企業 & スタートアップ企業

1つ目は従来型企業とスタートアップ企業です。
従来型企業とは、ネットを意識することなく事業を営んできた企業を指しています。

一方、スタートアップ企業は、言葉を変えれば、Web企業です。
ネットがあることを前提に、ビジネスモデルが考えられています。

現場で利用されるセンサーなどの端末。
その端末がつながるネットワーク。
ネットワークの先にあるクラウド。

さらにはクラウド上でなされるデータの加工、分析。
そして利用者に対して、価値のある情報の提供(Webやスマホアプリ)。

これらを全体的に俯瞰する人と、各パーツをしっかり実装する人と、
多くの人が関わる必要あります。

ネットを使ってこなかった企業には、現時点で困り事が多々あります。
そのいくつかは、ネットを活用することによって、問題解決ができるのです。

困り事(問題)を提起し、現場のものづくりを中心に関わる従来型企業。
クラウド側や、Web/スマホアプリを中心に関わるスタートアップ。
交流する「場」さえあれば、実は良い組み合わせだと思っています。

中小企業新事業活動促進法の「新連携」辺りで、新しい取り組みがあれば、と思っています。

 

官公庁 & 一般企業 & IT企業

さらには、良く言われることですが、官公庁が持っているデータの有効活用です。
オープンデータなどと言って、官公庁が持っているデータを公開する取り組みも出てきています。

特に横浜市はオープンデータに積極的なので、一般企業やIT企業と連携して、
新たなビジネスが生まれたりすると良いのになぁ~と思っています。

従来、システム要件を聞いて、その通りにシステムを作り上げることが仕事だったIT企業。
ここでは、もっと大きな役割をすべきだと思います。

上述の通り、IoTは、システム的にはクラウド側から端末側まで、幅広い知見が必要になります。
この全体設計からプロジェクト管理まで行うのは、従来のシステムインテグレータが培ってきた
強みを活かせるフィールドだと感じています。

 

補足ですが、IoTの基本を押さえるには、最近は書籍が次々と出てきています。
私にとっては、最初に読んだこともあり、今でもこの本の印象が残っています。
https://biz-it-base.com/?p=2724
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【編集後記】
明後日は、宮崎でトライアスロン。
台風も来ていて、今のところ天気予報が微妙です。。
天気、粘って欲しいです。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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