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勝田マラソン体験記:マラソンをはじめた理由

おはようございます。渋屋です。
昨日の記事(勝田マラソン体験記:勝田マラソンの特徴)は、一般的なことを書きました。
一点、書き忘れたことがありました。

このレース、開始後から4時間を経過すると、道路の交通規制が一部、解除されるそうです。
そのため、一緒に走った仲間も、信号に捕まることがあったそうです。
4時間以上かかる方にとっては、嬉しくないレースですね。。

さて、今日は私のレースについてです。
1月の走行距離が50km未満と、サブ4ランナーとしては、明らかに舐めた練習量だったので、
予想通り、苦労したレースとなりました。

 

トラブル続きのレース

今回のレースは、自ら招いたものが大半とは言え、トラブルの多いレースでした。

エネルギージェルを落とす

10kmにも満たない地点で、エネルギージェルが入った入れ物(下記のサロモン)を落としてしまいます。
落としたときの衝撃でフタが取れてしまい、持っていないと中身が飛び出してきてしまいます。
ここから15km過ぎまで、片手で交互に持ち替えながら走ったのでした。

私のランニングフォームは、両腕(肘)をしっかり引くことが大事なのですが、
それができないため、無理に脚で走ってしまいました。
これが後半の失速につながってきます。

なお、落としたときにエネルギージェルが半分ほど無くなったのですが、
エイドで出されたバナナを食べて、何とかしのぎました。

カラダが冷えっぱなしになる

このレースで、初めて水を含んだスポンジが出されました。
頭が火照っていたので冷やそうとしたのですが、焦ったために手袋をつけたまま握ってしまいました。
手袋がびしょ濡れになり、つけていると余計に冷えます。

仕方なく外したのですが、手が冷えてしまい、その冷えが原因で背中・肩・首まで冷えてしまいました。
こんなに寒くて困ったレースは初めてです。

スタートは、速すぎるペースで

スタートからジェルの入れ物を落とすまでは、いい感じの集中力でした。
本当はキロ5分20秒ペースを狙っていたのですが、抑えようにも5分10秒を切ってしまいます。
何度かキロ5分を切ってしまうこともあり、明らかに飛ばしすぎでした。
そのまま飛ばしてしまうか、無理してでも抑えるか、迷いました。

今回は明らかに練習不足。
11月のつくばマラソンよりも、早く脚が止まると予想しました。
だったら、行けるときに行けるところまで飛ばした方が、
脚が止まったときには、残りが少なくなっているハズ。

・・・という、無茶な理屈で、とにかくペースはそのままに突き進むことにしました。

が、やはりカラダは正直です。
15kmを過ぎた頃、練習不足が脚に現れてきます。
ジェルの入れ物を落として、無理な走り方をしていたのも良くなかったのでしょう。

ここまでキロ4分50秒~5分10秒を保ち続けていた脚が重くなり始めます。
感覚的、経験的に、「これは、あと10km程度しか持たない」と確信します。
残念ながら、予想以上につらいレースになるな、、、と。

 

やめる理由を潰して、気合と根性で。。

その後、25kmまでは、キロ5分弱~5分20秒を保ちました。
目標としていた3時間45分を切るためには、キロ5分20秒が平均ペースです。
何とか25kmまでは、少しずつ貯金をしてきたことになります。

そして、30kmまでは、5分20秒ペースを何とか維持。
何とか貯金を維持しています。
ただ、ここから微妙なアップダウンが続きます。

既に脚が言うことを聞かないので、得意なはずの下りでペースアップできません。
登りは、もちろんペースが落ちてしまいます。
日がかげってしまったので、手袋を外した指先が、恐ろしく冷えてきます。寒い。。。

33km以降は、キロ5分30秒ペースを保てなくなってきました。
前半に貯めた貯金がなくなっていきます。
計算すると、5分30秒ペースを保てれば、目標の3時間45分を切れることが分かりました。

でも、どうしても徐々にペースが落ちてしまいます。
心拍数はむしろ下がってきているので、問題は心拍ではなく、脚。
「疲れてるのなんて、勘違いだ。まだいける!!」
そう思い込んでも、どうしても脚が前にでません。

疲れがピークに達し、心が折れてきます。
前半で貯めた貯金も、そろそろ底をつく頃です。
「どうせ記録を伸ばせないなら、もう歩けばいいじゃん。」
「脚の付け根も痛くなってきているし、無理しない方がいいよ。」
弱い自分が、話しかけてきます。

37kmを過ぎる頃には、キロ6分を維持するのも厳しくなってきました。
目標タイムの更新は、かなり厳しくなってきました。
弱い自分の、悪魔のささやきに心が折れそうになります。
「あと6kmもある、、、無理。。。」
目の前が暗くなっていくようでした。

ただ、弱い自分に簡単に負けていたら、何のためにマラソンを始めたのか分かりません。
私は、厳しいこと、つらいことから逃げる自分と決別するためにマラソンをはじめたんです。
「また弱い自分に負けるの?」
「家に帰って、『パパは全力で頑張った』 と言えるの?」

もう何も残っていません。気力以外。
計算してみると、キロ6分ペースを保てれば、何とか自己ベストを更新できるようです。
「3時間45分は無理っぽいけど、ここだけは死守!!」

それでも脚は言うことを聞きません。キロ6分ペースが保てない。

~38km 5:56
~39km 6:06
~40km 6:02
~41km 6:04

サブ4ランナーとは思えぬ、情けないペースですが、とにかく一歩、一歩。
一歩手を抜いたら、その分、目標が遠ざかる。
とにかく、あと一歩。もう一歩。

沿道の係員が、「あと400メートルです~」と声をかけてくれた、そのとき!!
仲間のランチーム「Admiral」の赤いTシャツを発見します。
磐石な兄さんです。

今回のレースで初めて発見した仲間。
メチャクチャ心強い。絶対に自己ベストでゴールする!
ラストスパート!!兄さんを必死に追いかけます。

が、もう完全に終わっている脚は、ほとんど加速しません。
磐石兄さんは視界から遠く消えていきます。
さすが、ラストスパートも磐石です。

兄さんに追いつかなくても、ゴール後にすぐ会える。
「最後まで手を抜かなかった自分」で仲間に会える。
一歩。あと一歩。もう一歩。

 

・・・ゴールした直後のことは、ほとんど覚えていません。
完全に空っぽになっていました。
記録は、自己ベストを1分3秒更新した、3時間46分48秒。

フラフラと記録証をもらいに行ったときだったか、
磐石兄さんに会い、お互いの健闘を称えあいました。
私はそのまま芝生にダウンしてしまいました。。

いつもはレース帰りに仲間とお風呂&食事に行くのですが、
その体力も残っていませんでした。
完全に出し切った。
そのことだけは自分を褒めたいと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
と書きつつ、こんなレース運び、もう勘弁なので、もう少し練習してレースに出ます。
はい。基本中の基本です。。
(この成長速度だと、サブ3.5まで、あと10回以上、フルに出なきゃいけませんし。)

昨晩はカラダの疲労抜きのため、プールに行きました。
早く回復せねば。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

勝田マラソン体験記:勝田マラソンの特徴

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