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もうマニュアルは要らない

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おはようございます。渋屋です。

引き続きサンフランシスコにおります。

 

簡単なシステムが増えた

私が今参加しているイベントには多くの企業が出展しており、様々な新製品を見ることができます。色々なものを見て、簡単なシステム・ソフトウェアが増えてきた、と感じています。一般消費者市場でiPhoneが登場し、端末の操作を一気に簡単にしたように、企業向け市場においても、そのような傾向が出てきているのです。いわゆるコンシューマライゼーションですね。

おかげでルック&フィールで操作できます。企業向けシステムだからといって、プログラムのようなややこしいコマンドを打てるエンジニアだけが使えるシステムではなく、前提知識さえあれば、操作には迷わなくなってきているのです。

 

マニュアルという価値を生まない工程の削除

考えてみれば、マニュアルというのは作る側も見る側も、価値を生まないプロセスです。そのシステムを利用する側からすると、システムが使えれば良いのであって、画面を見ても使い方が分からないから仕方なくマニュアルを見るのです。画面を見てすぐに使える方が喜ばしいでしょう。(私自身、1人のユーザとして会社のシステムを利用するので、長いマニュアルが必要なシステムはウンザリします。。)

ユーザがすぐに使えるのであれば、詳細なマニュアルを作る必要もなくなります。マニュアルというのは、簡単なものでも作成するには、それなりの時間が掛かります。そのプロセスが削減できるのであれば喜ばしいことでしょう。

思い出してみましょう。かつてのケータイ(ガラケーです)には、やたらと分厚いマニュアルが付いていました。箱を開けて、分厚いマニュアルが出てくると、ゲンナリしたものです。。しかし、iPhoneやiPadには紙のマニュアルが入っていません。それが箱の上質感と相まって、ユーザの満足度を上げていると感じています。

 

マニュアルが必要なシステムは衰退していく

そう考えると、マニュアルがないと利用できないようなシステムは衰退していくことでしょう。繰り返しになりますが、ユーザはマニュアルを求めていません。Amazonを使うときには買い物ができれば良いのであって、AmazonサイトやAmazonアプリの使い方を知りたいわけではありません。

マニュアルが必要なシステムというのはインターフェース(画面)が分かりにくいデザインで、その未熟さをマニュアルで補完しようとしている、と考えられます。マニュアルを作る時間があるなら、その分、ユーザインターフェースを改善した方が、全員にとって幸せなような気がします。

 

価値のないところに時間やコストを割くのではなく、価値を高めるところに大切なお金や時間を使いたいですね。

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【編集後記】

今日でイベントは最終日。しっかり色んな情報をインプットします。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!


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