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OS無料化から読み取るビジネスモデルの変動 #630

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おはようございます。渋屋です。

 

昨日は、中小企業診断士の資格を維持・更新するための研修に参加してきました。

前半の東京都の施策説明は、起きていることができませんでした(^^;

後半の中小企業に対するIT導入支援は、参考になる情報もあり、ためになりました。

 

そんな昨日の出来事もあり、IT関連の記事を少し増やそうかな、と思っています。

 

■相次ぐ新商品発表

10月22日、アップルがiPadの新商品となる「iPad Air」、「iPad mini Retina」を発表。

この日には、Max OS Xの最新版となる「Mavericks」も発表しています。

10月24日、マイクロソフトがタブレットの新商品となる「Surface Pro 2」「Surface 2」を発表。

 

新商品を発表してから販売開始までの期間が、以前と比べて、圧倒的に短くなってきています。

発表の翌日には販売開始しているのですから、メーカにとっては、オズボーン効果が怖い世の中になっているのですね。

オズボーン効果とは、新商品を発表することによって、買い控えが発生したり、従来商品の価値が下がったりして、そのメーカのキャッシュフローが悪化することです。

 

さらには、競合との競争が激しくなり、よりスピードが求められるようになっているからでしょう。

この数日間で、各メーカから新商品が発表されていることは、とても偶然とは思えません。

 

■OSが無料化、価値の源泉が変わってきた

今回、Mac OS X 「Mavericks」が無料で提供されたことが大きな反響となりました。

10月18日にマイクロソフトが発表した「Windows 8.1」も、Windows 8導入済みPCからは無料でアップデートが可能になっています。

これらの状況から見て、OS(オペレーティング・システム)の価値が下がってきていることが分かります。

 

考えてみれば、私たちはiPhoneやiPadに搭載されているiOSにはお金を払っていません。Androidだって同様です。

「iPhoneを買う」とは言っても、「iOSを買う」とは言いませんよね。

ハードウェアの要件さえ満たせば、常に最新のOSにアップデートすることが可能です。

 

■マイクロソフトがタブレットSurfaceをリリースした理由

そう考えると、Microsoftが約1年前にタブレットSurfaceをリリースしたのは、非常に戦略的です。

今までMicrosoftはパソコンなどのハードウェア提供を、各PCメーカに委ねていました。

そのため、Surfaceのリリースを発表したときは、ハードウェアメーカと競合になると非難を浴びせられました。

しかし、MicrosoftはOS単体で稼ぎ続けることが難しいと判断したのでしょう。

ハードウェアと一体になっているからこそ、ユーザに提供できるサービスがあるわけです。

(実際、Surfaceはビジネスユーザに評判が良いようです。)

 

OSの価値が下がり、ユーザに価値を提供するのは、ハードウェアとアプリケーションになってきました。

より使いやすいインターフェースを持ったハードウェアで。

自分が使いやすいアプリケーションをiTunes等のマーケットプレイスからダウンロードして利用する。

 

今回のMavericsの無料化やSurfaceリリースの動きを見ていると、本格的にエレクトロニクス・IT業界のビジネスモデルに大きな変化が現れてきたと感じるのでした。

 

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■終わりに

風邪を引いていたことと、スケジュールが合わないことが重なって、1週間走っていません。

初マラソンが迫る中、何とか今日は走りたいです。(台風も迫ってますが・・・)

 

今日も素晴らしい1日になりそうです。感謝!!

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