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【アップグレード!!ネットワークエンジニア】
(毎週月曜日発行)2010.07.05 Vol.73
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◆本メールマガジンは、
ネットワーク技術を中心としたエンジニアを対象に
○技術スキルだけではなく、他にどんなスキルが必要なのか?
○技術スキルを、どう身につけていけば良いのか?
○各スキルを、どう使っていけば良いのか?
総合的なスキルアップの方向性を示すによって、
【『現場で活躍する』さらに上のステップ】
を目指して頂くために、
毎週月曜日に配信しています。
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◆INDEX◆
1.はじめに
2.指示をする側になる
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◆はじめに◆
おはようございます。Ritz(リッツ)です。
先週はずっと天気が悪くて、蒸し暑かったですね、東京。
そんな中、盛り上がっているみたいですね、ワールドカップ。
『みたいですね』というのは、私は見てないからです。
以前のメルマガに書いたかもしれませんが、
私は普段から、新聞のスポーツ欄は見ないし、テレビも見ません。
時間にゆとりがあれば見るかも知れませんが、
どうしても、そこまでする時間が作り出せないのです。
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◆指示をする側になる◆
●普段、皆さんは仕事をする上で、指示をする側でしょうか?
受ける側でしょうか?
これは、部長・課長とかのように、職位があるか否か?と
いうことではありません。
例えば、ネットワークの設計書を書くに当たり、
自分が全体の指揮をとる側にいるのか?
指示を受けて書く側にいるのか?ということです。
●基本的には若い方ほど、指示を受ける側にいることが
多いと思います。
また、会社の立ち位置に拠っても、変わってくると思います。
しかし、どのような場合においても重要なことは、
一刻も早く、
【 指示をする側になる 】
と言うことです。
これは立場は関係ありません。
例えば、私の場合、上司を上手く説得して、
私の動いてもらいたい通りに、動いてもらうことがあります。
立場は部下の私の方が下ですが、指示をする側に立っているのです。
●では何故、指示をする側に立つべきなのでしょうか?
一番大切なことは、仕事の全体像を見渡し、
自分で判断・経験することが、もっとも自分のスキルアップに
繋がるからです。
逆に言えば、人の指示に従って、得た経験は
自分の判断で得た経験には、遠く及ばないのです。
したがって、同じ業務を行うにしても、
人に言われてやるのではなく、自分で判断してやれるように
した方が良いのです。
●また、指示を出す側に立とうとすれば、
その業務において、指示を受ける側よりも、
多くのことを知り、一歩も二歩も先を行く必要があります。
私が上司にお願いして動いてもらう(=指示を出す)ときには、
その業務について、確実に上司よりも先を突っ走っていられるよう、
情報収集を行い、自分なりの意見を持つようにしています。
つまり、指示を出す側に立とうとすれば、
その業務について、人より詳しくなることが出来るのです。
そういう行動を繰り返すうちに、色々な業務に詳しくなれます。
指示を出すことが増えてくれば、周りの人達も、
あなたをそういう眼で見てくれるようになります。
●最後に、業務は、自分でコントロールしているときが、
最も楽しい、と言い切れます。
人の意見・都合やスケジュールに振りまわれるよりも、
自分のやりたい仕事を、自分の意見・都合でやる。
もちろん、その分、責任は重くなってきますが、
それが仕事をやる上での、醍醐味だと思っています。
●指示を出すために最初にやるべきことは、
既に書きましたが、その業務に対し、一歩も二歩も先を行くことです。
例えば、ネットワークの設計書を書くにしても、
先に自分の中で、
・目次はこうしよう
・この項目は深く検討しておこう
などと、アイデアを持っておくのです。
仮に先輩の下で動くような場合であっても、
『ここは、このようにした方が、よろしいと思います。』
と意見を言うようにします。
最終的に、その意見が通らなかったとしても、
前もって考えておいたことは、経験になります。
それ以上に、先輩から見て、意見を持っている貴方は、
頼もしく思えることでしょう。
『そろそろ、このレベルの仕事は、任せた方が良いかな。』
と思ってくれることにも繋がるでしょう。
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<今号のポイント>
○指示を受ける側から、出す側になる
○そのためには、人よりも一歩も二歩も先を行く
○それが結果的にスキルアップに繋がる
今回(Vol.73)の内容はいかがだったでしょうか。
是非、こちらまでご意見をお願い致します。
http://form.mag2.com/thapitraph
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◆つぶやき
インプット(勉強)をしないビジネスパーソンは、
トレーニングをしないアスリートと同じ。
ご購読、ありがとうございました。