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独立するのに何ヶ月分の貯蓄が必要ですか?

独立しようと思ったときに、誰もが感じるのがお金の不安です。

「どうやって仕事を獲得するんだろう?」
「全く仕事が取れなかったら・・」

独立前には漠然とした不安に襲われますし、それは実は独立後も続きます。
その不安に対して、多少なりとも安心材料になるのが貯蓄です。
では、いったいどれくらいの貯蓄が必要なのでしょうか。

 

一般的に最低3ヶ月は欲しい

一般的に言えば、最低、3ヶ月はあった方が良いと思います。
B to Cの仕事で独立するならまだしも、B to Bで独立するなら、どうしても入金までに時間が掛かるからです。

  • 仕事を依頼してもらい(受注)
  • 商品・サービスを提供して(売上)
  • その後に入金される

というステップを踏むことが多いため、独立直後に仕事が獲得できたとしても、入金までにはタイムラグがあります。
その分の生活費が必要になります。

できる限り入金までの期限を短くしたり、あるいは先払いにしてもらうなどの工夫もできますが、
独立直後はそんな交渉をするよりも、まずは確実に仕事を獲得することの方が、精神衛生上良かったりします。

私の場合は、4月1日に独立して、その日から客先での業務が始まりました。
3月中に仕事を獲得できていたのがラッキーでした。
前職に出勤したのは3月までですが、4月いっぱいは有給消化させてもらいました。
つまり、5月まではお給料が入ってきたのです。
(最終月は、社会保険料の関係で半分くらいでしたが)

そのため、複業(週末起業)で残っていたいくばくの利益をそのまま事業資金にして、
プライベートのお金には手をつけないルールで事業を開始しました。
もちろんプライベートの方には貯蓄がありますから、一応、すぐには生活は困窮しないわけですが、けじめをつけるためにルール化したのです。

このように私は本当にラッキーだったのですが、一般的には提案して、受注・サービス提供(売上)・入金の期間を考えると、最低でも3ヶ月分くらいの貯蓄はあった方が良いように思います。

 

固定費を下げて生存期間を伸ばす

それと同時に、1ヶ月に掛かる生活・事業費用を下げましょう。
どんなに貯蓄があっても、固定費が高かったら、あっという間にお金は消えていきます。

私は独立時に家計を見直し、無駄なものは捨てました。
事業にかける費用も最低限にしておきましょう。

無理にレンタルオフィスを借りる必要はありません。
コンサルタントとして動くのなら、パソコンとネットにつなぐ通信環境、そして名刺・ペンとノートくらいがあれば、最低限の仕事はできます。
プリンターは買わなくともコンビニで印刷できます。

なお、無駄なものは徹底して捨てましたが、それまでに続けてきた毎月の投資・貯蓄は止めていません。
プライベート側でできる限りマイナスの変化を起こさないことが、私なりのルールでした。

 

最後は「決め」と「覚悟」の問題

固定費を下げて、その3ヶ月分の貯蓄もして。
「あとどれくらいあれば安心か?」は、人それぞれです。

多いに越したことはないかもしれませんが、貯蓄にゆとりがあると、いつまでも危機感が生まれないというデメリットがあります。
そのデメリットで立ち上がらないままの人を、これまでに何人も見てきました。
何事も陰と陽があります。

「もうすぐ貯蓄が底をつく」
「食えなくなる」
「死ぬ・・」

という危機感が、今までの自分にない行動力を生むのは、経験上、間違いありません。
私も独立後、そういう危機感を感じたことがあります。
(プライベート側の貯蓄は残っていましたが、自分のなかで事業と区別するルールを徹底していましたので。)
そのときは泣く泣く1ヶ月だけプライベート側からお金を借りて、翌月に返しました。。
ちょうど事業内容の転換を図っていたときだったのですが、転換が加速したのは言うまでもありません。

この辺り、どこまでギリギリを攻めるのか?は、人によって事なるでしょう。
要は「決め」の問題です。

いたずらに余裕を作りすぎず(貯蓄するにも時間がかかりますので)、
とは言え、事業の立ち上げに掛かる時間を現実的に確保しましょう。
それが数ヶ月分になる人もいれば、年単位になる人もいるでしょう。

そして、一度決めたら、その期間内に絶対に事業を立ち上げる(お金が増える方向に向かう)という「覚悟」を持ちます。
あとは突っ走るのみです。

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【編集後記】
メルマガの配信を止めてから、毎日のように色んな方からメッセージをいただいています。
思った以上に読んでいただけていたのだ、とありがたい気持ちでいっぱいです。
今後のメディア(ブログ・メルマガ)運営については、今も検討しています。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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