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起業・創業には2種類ある

起業や創業について会話をしていると、
「話が噛み合わない」と感じることが多々あります。

世の中に2種類の起業・創業があることを
意識していない方が多いのです。


1つは、いわゆるスタートアップ系。
テクノロジーやビジネスモデル、あるいは提供する価値の
独自性が高く、数年以内での上場を目指すような起業です。

こういう会社にはエンジェルやベンチャーキャピタルが
支援に入ることが多いです。

雑誌やWebに出てくるような人は、このスタートアップの社長、
ということが多いでしょう。

ですので、世間的に「起業」というと、
このスタートアップのキラキラしたイメージが強いと感じています。


2つ目は、もっと普通の起業・創業です。
街中でパン屋さんを始めることも、起業・創業です。

テクノロジーやビジネスモデルが新しいことは、ほとんどないでしょう。

私自身の独立・開業もこのパターンです。
別に目新しいことは、何もありません。

それでも、こういう「普通」の起業・創業が、
世の中に広くあまねく根付いています。


「創業」はまだしも、「起業」という言葉を使うと、
この2つが区別されずに話されることが多いと感じています。

しかし、前者と後者では、目指しているところが全く異なりますし、
必要な支援も全く異なるのです。

前者は資金が必要ですから、エンジェルやVC、クラウドファンディングなどで
見かけることになります。

一方、後者に必要なのは、一般的な融資であったりしますが、
それ以上に、経営者のマインドや、マーケティングが支援の中心となります。

起業・創業を支援する人たちは、これら2つをしっかり分けて話をしたいですね。


なお余談ですが、世の中の企業を大きく分けると、

・スタートアップ村
・普通の中小企業(商工会議所村)
・大企業村

の3つの村に分けられるような気がしています。

全く文化の異なる3つですから、今まで交流は全くありませんでした。
ただ、一部の大企業が、スタートアップとの交流を深めていますね。
スタートアップは特徴のあるテクノロジーを持っていることが多いので、
そういう企業とオープン・イノベーションを画策しているからでしょう。

これら3つの村の間での交流がもっと進むと、面白いことになるのにな、と感じています。

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