事業を始め、軌道に乗せていくために、
「これだけは」と思うことがあります。
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それは、「たった1人の顧客を連れてくること」です。
1人の顧客を連れてくることができなければ、
それ以上の顧客を連れてくることはできません。
1人を連れてくるためには、
・その顧客と出会い
・信頼関係を構築し
・自分が提供できる価値を伝え
・相手の興味・関心に応え
・相手が必要としたときに手を差し伸べる
必要があります。
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ただ、最初の1人に対して、
これらをゼロから行なうのは大変です。
初めてやるセミナーなどでは、
知り合いに声をかけてきてもらった、ということもあるでしょう。
それが現実的な始め方でしょうし、私もそうしました。
私の周りの方も、事業立ち上げの時期は、
知り合いなどに声をかけているケースを多く見かけます。
既に出会い、信頼関係がある人に来てもらう方が簡単です。
逆に言えば、最初の1人は知り合いだろうが何だろうが、
とにかく連れてくる「覚悟」が必要になります。
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これをネットだけで行なおうとすると大変です。
顧客はいつ来てくれるか、分からないからです。
情報伝達の手段としてネットを使うのは良いですが、
私の場合は事業立ち上げフェーズでは、
リアルな出会いも重要視しています。
先日、お会いした方はネットで広告は打っているのですが、
リアルな人との出会いはしていませんでした。
「なかなか初受注に至らない」と仰っていましたが、
理由はリアルに人とお会いすることを拒んでいるからだ、と
感じました。
初受注(初セミナーに来てもらうなど)までに必要なのは
ネットではありません。
むしろ今の人間関係を大事にすること。
最初の1人が来て下されば、感想をいただくなどして、
次のアクションにつなげることができます。
そう、最初の1人が最も大変なのです。
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