ブログ

剪定のように #289

こんばんは。duckです。

振り返ると、今週は本当に色んな活動がミックスされた一週間でした。
多様性を増すという意味では、おそらく人生最高の一週間だったと思います。


しかし、毎日何かの期限に追われ、バタバタと寝不足の生活を続けることは、現実的ではありません。

では、何が要因だったのか?

私は剪定が足りなかった、と思っています。

仕事でもプライベートでも、新たな活動・挑戦を続けています。
それ自体は良いことなのですが、やり始めてみて、「これは少し違ったかな」と思うものがいくつかあります。
しかし、やり始めてしまったので、周りの方に迷惑もかけられず、続けているものがあります。

枝葉を次々と伸ばすのは良いのですが、剪定が出来ていない、という状況なのです。

今までは枝葉が伸びっ放しでも、何とかしてきたのですが、そろそろ枝葉が生い茂り過ぎて、収拾がつかないのです。

何かを始めるときに早く着手することは良いことですが、撤退するときにも同様に手早さが必要だと気付きました。

そうすることで成長したい枝葉に養分を集中投下させることが出来るようになります。

撤退を拒むのは、サンクコストと人間関係です。

サンクコストとは、既に投下してしまった時間やお金のうち、回収出来ないコストです。例えば、何か習い事を始めるのに入金したけれど、始めてみたらつまらなかった場合。

全5回、3万円のセミナーがあるとします。
最初の1回だけ出て、つまらなかったとします。
1回分のコストは6千円ですので、残り4回を出ないと、2万4千円、損したことになります。
このようなコストが気になって、止められないのです。
出席してもしなくても、もう取り戻せないコストなのですが。

より一層分かりやすい例は書籍でしょう。
買ったけれど、読み始めてみたら、著者と理想形に大きなギャップがあった場合。また、すぐにつまらないと感じてしまった場合。
なかなか、残りを読まずに捨てる、という行動を取ることが出来ません。。。

また、その場で作ってしまった人間関係も厄介です。
その活動を剪定の対象としてしまうと、次回以降、その場に行かないために、様々な理由付けをすることになります。
なかなか、「つまらないと感じたので行きません」とは言い難いものです。

このような要因が撤退を阻むことになります。
ようやく気付いたので、今後は素早い撤退も強く意識していきます。

出版プロジェクト15日目(残り77日)。
今日も素晴らしい1日でした。感謝!!

===
今日の記事が、ほんの少しでも「面白かった」「役に立った」「参考になった」等と感じましたら、このボタンをポチっと応援お願いします。


にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村