中小企業診断士 2次筆記試験の結果が公表されました。
見事に突破された方は、気を緩めず口頭試験に臨んでください!
今回は受験勉強の大前提と思われることを書きます。
勉強以外に余計なことをする時間などなかった
受験勉強の大前提とは、勉強だけに集中することです。
地頭が良いどころか、記憶力・理解力ともに平凡な私の場合、
勉強はとにかく必死でした。
特に1次試験終了から2次筆記試験までの間は、
「もうこれ以上はできない」と言い切れるほど、勉強しました。
充実した時間であった一方、2度と戻りたくない時間です。
それほど追い込んだ感覚がありました。
逆を言えば、勉強以外のことは、ほぼ何もできなかったのです。
勉強だけに集中できる環境をつくる
この本の第2章「合格のための時間術」の最初に書いてあることは、
「やらないこと」を決める、です。
当時の私の場合、勉強時間を奪うものは職場と家庭にありました。
そのため、まず残業を徹底的に排除しました。
もっと言えば、日中もラクになるように仕事をあまり増やし過ぎないようにコントロールしていました。
仕事で集中し過ぎると、勉強するときに集中できなくなるからです。
それから、会社の飲み会のお誘いは、ほぼ全てお断りしました。
どうしても行かなければならないときはウーロン茶で、終了時に早々と帰りました。
(自分がマネージャであるチームの懇親会に行かないのだけは、さすがに止めました。。)
最も集中した2~3ヶ月の間、育児は妻に任せっぱなしでした。
当時の息子は、まだ手が掛かる大変な時期でした。。
家事もあまりやった記憶がありません。共働きなのに。。
受験勉強をすることによって職場の人間関係がギクシャクしても、
それは仕方ないと割り切りました。
受験勉強していない人に、している人の気持ちは分かりません。
自分の未来を切り開くための責任は、自分にしか負えません。
むしろ育児・家事を妻に任せきりだったことが、心理的には重かったです。
まだ幼かった息子の遊び相手になってあげられないことが、
自分を「ダメな父親」と感じさせました。。
ただ、真に家族の幸せを願うからこそ勉強に集中すべきときだ、と言い聞かせたのです。
勉強法以前に大事なこと
巷には受験勉強ノウハウが溢れていますが、
本当に大事なのは、勉強法ではなく、勉強するための環境づくりではないでしょうか。
(上述の本にも書いてある通りです)
もし当時の私が日々残業に追われていたら、合格できなかったでしょう。
家事を行なって(短時間なら運動になるのでOK)、育児を楽しみまくっていたら、やっぱり合格できなかったでしょう。
仕事は残業をなくすだけでなく、日中の仕事中も、ふと疑問に思ったことは合格のために徹底的に調べました。
仕事と受験の共通点を限りなく活かし、仕事時間の勉強時間化をはかったのです。
そういう調べごとができるように、テキストはPDF化し、
EvernoteやDropboxでどこからでも見られるようにしていました。
仕事中にテキストを出すわけにはいきませんので。
勉強法が活きるも死ぬも、まずは最低限の「集中できる環境」があってのこと。
勉強以外のところで疲れ切ってしまっては、合格できるわけがありません。
できれば1年、最低でも1次直前期~2次筆記試験までの数ヶ月は、
周りに迷惑をかけることを含めて、環境づくりが必要だと思います。
来年の受験を目指す方の参考になればと思います。
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【編集後記】
今月下旬、初のトレイルランに向けて、道具を買いに行かなければ。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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