私たちはコンサルタントだからといって、
売り物をコンサルティングだけに絞り込む必要はありません。
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「顧客に成果を出してもらう」
というゴールに向かう売り物であれば、
何があっても良いと思うのです。
もちろん、コンサルタントを名乗る以上、
対面型のコンサルティングを行いたいし、
それが自分にとって一番の楽しみだ、という方もいらっしゃるでしょう。
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私も対面コンサルティングは緊張感があって好きですが、
とは言え、売り物をそれだけに絞り込む必要はないと考えています。
このメルマガやブログだって、無償とは言え、
私にとっては大切な売り物です。
セミナーも同じく売り物です。
今後、コンテンツやグループコンサルティング(塾のようなもの)を
売り物にしても良いと思っています。
1対1のコンサルティングだけよりも、
これらの売り物があった方が、
顧客がスムーズに成果を上げられると考えているからです。
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「週末起業」で有名な藤井孝一さんは、商品のネタを考えるときに
顧客軸と商品軸のマトリクスを提案しています。
商品軸には、モノ、スキル・ワザ、知識・情報、場・ネットワークが
挙げられています。
私たちコンサルタントの場合は、いきなり物理的なモノは売れません。
知識や情報を売ろうとすると、
動画や音声などのモノ(データや冊子)になるかもしれません。
スキルやワザを売るというのは、代行業務がイメージできます。
そして場やネットワークも売れるのです。
グループコンサルティング(塾)は、コンテンツそのものよりも、
その場を売っているとも言えるでしょう。
このフレームワークに限らず、商品企画・開発のときに使える、
自分なりのフレームワークを持っておくと良いですね。
コンサルティングにとらわれず、よりビジネスに広がりが出てきます。