このメルマガでも、ブログでも何度も書いていますが、
士業の多くが「営業ができない」という致命的な弱点を
持っています。
では、営業ができないとどうなるのでしょうか?
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自尊心が傷つく。
1つは自尊心が傷つくことです。
自分で営業ができないということは、
誰かから紹介で仕事を請けることになります。
顧客の経営を支援する「コンサルタント」を
名乗っているにも関わらず、
自分で仕事を開拓できていないという事実。
顧客の前では売れているフリをするけれど、
実際には次の仕事を振ってもらえるのを
待つしかない自分が情けなくなっていくのです。
この狭間に立ち続けることにより、
自尊心が傷つけられていくのです。
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利益率が下がる。
2つ目は利益率。
人から紹介される仕事の大半は、金額が決まっています。
少なくとも私は、紹介いただいた仕事で金額交渉
できた試しがありません。
となれば、利益率の低下は免れません。
コンサルタントのように、私たち自身の頭と身体が
経営資本である事業は、時間を取られているにも関わらず、
十分な利益が上がらなければ、すぐに干上がってしまいます。
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リスクが上がる。
最後にリスクが高いのです。
仕事を紹介に委ねているから、
いつ仕事が来るのか分からない(時間のリスク)
やっと紹介してもらっても、
金額は自分で決められない(お金のリスク)
ビジネスでは下流に行けば行くほど、
この3つの壁が立ちはだかります。
逆に言えば、営業力を鍛えることで、
自分で直接顧客を開拓することができると、
自尊心が高まり、利益率が上がり、リスクが下がる。
ということですね。