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何を売るかよりも、どう売るか? #465

こんにちは。渋屋です。

昨日は息子の友達含む3家族で、ディズニーシーに行ってきました。

さすがにディズニーリゾート。

毎回多くの気付きを与えてくれます。

 


ディズニーに行くと、目を奪われがちなのが、そのハードウェア(施設)。
細かいところまで作り込まれた施設は、他のテーマパークでは簡単には真似できないでしょう。コストがかかるからです。

 

だからと言って、ディズニーから学ぶことは、他にもたくさんあります。

昨日、目についたのは、ゴミ箱でした。

 

燃やすゴミと、燃やさないゴミの分別がない、入口が1つのゴミ箱です。
ペットボトルだけは、別のゴミ箱がある場合もありました。

 

これは、「ゴミの分別」という現実を目の当たりにすることを避けたのでしょう。
ペットボトルは分別に手間がかからないのと、環境配慮する顧客が分別しないことを心配してしまうことから、もう1つゴミ箱を設置したのだと思います。

いずれにしても、これらは顧客が「ディズニーの夢」から覚めてしまうことを避けるために配慮して行われたものでしょう。

 


逆に、ゴミの分別を顧客にやらせていたらどうなるでしょう?

せっかく他のテーマパークでは真似のできない施設(ハードウェア)という売り物を持っているにも関わらず、顧客が「ディズニーの夢」から覚めてしまいます。

 

売上にどれだけの差が出てくるのか?は分かりません。
しかし、ゴミ箱の例のような仕組みが、あちらこちらに網羅されているからこそ、顧客は「ディズニーの夢」に没頭できるのでしょう。

それがあれだけの根強いファンを作り出していると想像できます。

 


私たちは、経営や営業の戦略を立てるときに、どうしても「何を売るか?」という視点に立ってしまいがちです。

しかし、このディズニーの例からも学べるように、「どのように売るか?」ということを、もっと考えるべきでしょう。

 

多くの人が、「どのように売るか?」、言葉を変えると「商品をどのように顧客に届けるのか?」を見落としています。
見落とされているからこそ、しっかり考え、実現できたときには、競合他社と差別化できることになるでしょう。
考えてみれば、実績の上がっている企業は、この点をしっかり捉えているように思います。
今後、このブログでもビジネスモデルをご紹介していきたいと思います。

 

■終わりに
今日は、一昨年度、大変お世話になった経営コンサルタントの方と会食です。
どのような「化学反応」が起きるのか?楽しみです。

今日も素晴らしい1日になりそうです。感謝!!

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