捨てることが進歩・進展につながる。
私はそう考えています。
日常をシンプルにする
読まなくなった本や雑誌、もう着ない服など、無必要なものが溢れるほど、生活は複雑になっていきます。
必要なものが不必要なものに埋もれてしまいますし、不必要なものが大事な生活空間を圧迫するからです。
新しいモノを足すのは簡単です。
新しい本や服を買ったり、あるいはスマホのアプリを足したり。
そのときは気楽なもんです。
ただ、それらが溢れかえってしまうと、無駄が増えてきます。
私は2年ほど着なかった服は例外なく捨てますし、
本や雑誌については、もう少し短いスパンで捨てたり売ったりします。
スマホの画面にアプリが増えすぎたら、使っていないアプリは消すようにしています。
身の回りのシンプルさが、快適なアタマの状態を生み、
それが満足な暮らしや、仕事での高いパフォーマンスにつながると思っています。
そういう意味では、私の部屋は、まだまだ散らかっているのですが。。
古いシステムを残し続けた結果
本や服であれば、その気になれば捨てるのは簡単です。
しかし世の中には捨てるのが難しいものがたくさんあります。
私にとって、その代表例が古いシステム(IT資産)です。
今まで使っていたAシステムを、より新しいBシステムに換えていく。良くある話です。
Bシステムが安定稼動するまで、Aシステムと並行稼動させた結果、
そのままAシステムを止められなくなり、二重コストが続いてしまう、なんてことがあります。
会社の重鎮や声のデカイ人がAシステムを重宝していると、なおさらです。
ただ、こんな状況が長く続いて、会社にとって良いことなどあるはずがありません。
古いシステムの捨て方
「そんなこと分かっている」、「でも止められないんだ」という声が聞こえてきます。
私の答えは単純です。
本や服を捨てるのと同じように、会社にとって不要なシステムは捨てれば良いんです。
最初に大事なのは、「捨てる」と決めることです。
決めなければ、いつまで経っても、持ち続けることになります。
重鎮や声のデカイ人を押さえ込む方法?
古いAシステムを維持するための費用を、その方々に直接配賦しましょう。
新しいBシステムが本当に会社にとって良いものであれば、
会社としては、Bシステムだけ保持していけば良いはずです。
そこには全社的な、お金の支援が必要です。
一方、Aシステムを保持するのは、ごく一部の人たちのワガママです。
であれば、そのワガママを聞くためには、これだけのお金が掛かりますよ、と教えてあげれば良いのです。
そのお金を払うということであれば、運用を全てアウトソースして、情報システム部門の負担をゼロにした上で、キッチリ全額を配賦しましょう。
(全社的には嬉しいことではありませんが、理にかなった方法だと思います)
なお、ここまで読んで既にお気づきだと思いますが、
この方法を実施するには、前提条件があります。
本当に新しいBシステムが、Aシステムより全社的に役立つこと・効率的であることです。
そうでなければ、Aシステムの費用負担を人に依頼することなどできません。
実は新しいシステムが何の役にも立たなかった、という事例も枚挙に暇がないのですが、
その話はまた別の機会で。。
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【編集後記】
今日は久々に寒いですね。
寒さが苦手な私にはツライです。
体調管理をちゃんとやりたいですね!
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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