日々の気付き

何を伝えるか?よりも、どう伝えるのか?の方が、よほど大事だと思う

先日、ある方とお話しをしていたときのことです。
その方は今の仕事では、これ以上の成長は見込めないと感じて、
転職か独立か、新たな道を切り開こうとされていました。

また、単に職を変えるだけではなく、世の中で通じる力をつけようと
セミナーの開催を検討されているとのことでした。
今回は、その会話を通じて感じたことです。

 

何を伝えるか?コンテンツに悩みがち

普通の会社員が、自らセミナーを主催しようとしているのですから、
その方のモチベーションは高い方だと思います。
それでも、何を伝えるのか?つまりコンテンツを何にするか、
答えが見つからずに悩まれていました。

この状態、すごく気持ちが分かります。
私も週末起業のときには、ネタを様々に変えながら、各種セミナーをやりました。
自分の鉄板コンテンツがなかったからです。

「自分は何屋なんだ??」と迷いながら、セミナーを続けてきました。
今でも、常に自分は何屋なのか?何物なのか?を問い続けています。

だからこそ、「コンテンツは何だっていい」と今なら断言できるのです。

 

コンテンツよりも、「伝える力」の方が大事

転職しようと、独立しようと、自分の鉄板コンテンツが変化せず、同じものであり続けることはありません。
自分の専門が変わるかもしれませんし、顧客のニーズが変わるかもしれません。

それにどんなに高いニーズのあるコンテンツを持っていようとも、
それを「聴きたい」と思ってもらえるか?が大事です。
顧客が現れなければ、どんなに質の高いコンテンツも、その価値を発揮できません。

「聴きたい」と思ってもらえる発信ができているか?
自分のコンテンツに対する熱い想いだったり、明快な切り口・視点だったり。
あるいは面白かったり、とにかく分かりやすかったり。

そう考えると、セミナー前・実施中・後のどのフェーズでも、「伝える力」が大事です。
これからセミナーを始める人であれば、コンテンツだけでなく、
どうやって伝えるか?にも注力した方が良いでしょう。

「伝える力」はコンテンツが変わってしまっても、ずっと使えるチカラです。
早めに鍛えるほど、時間の複利が効いてくるチカラと言えるでしょう。

 

コンテンツは後から着いてくる

セミナーやその他のアウトプットを続けていると、コンテンツは後から着いてくる、と分かります。
いえ、分かりますというよりも、そう信じて活動しています。

私自身、自分の鉄板コンテンツを身につけた状態ではありません。
だからこそ、コンテンツそのものを探す・磨くことだけでなく、
「伝える力」を上げたいと思っています。
(こちらもまだまだです)

単なるプレゼンスキルという話ではなく、
話を聴いてくださる方に対する感謝・貢献意欲、
コンテンツに対する熱い想い・こだわり、
そういったものを大事にしていきたいと思います。

きっと、コンテンツは後から着いてくるだろう、と。

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【編集後記】
昨晩、中小企業診断士の勉強仲間と同窓会?忘年会?でした。
あれから4年経ち、それぞれがそれぞれの道を歩んでいます。
とても楽しい会で、主催した甲斐がありました。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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